週刊大極宮

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- 第372号 -

2008/11/07

HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ

忘年会

 大沢オフィスの忘年会の日程が早々と決まったらしい。
 

アニメ『魍魎の匣』

 かなりよい視聴率が出ているらしい。
 絶賛放映中!!

燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

結婚おめでとう!

 11月2日、B社の担当編集者であるイケブンが結婚式を挙げました。
 オイラは自ら望んでこの披露宴に参加。イケブンとあかねさんの結婚を祝ったのであります。
 初めて会う新婦のあかねさんは、ニコやかななかにもどこか落ち着きがある女性で、頼りがいある嫁さんになってくれそう。体格のわりに繊細なところのあるイケブンをきっと支えてくれることだろうと思います。
 食にこだわりを持つふたりが選んだというメニューもとても美味しかった。

 披露宴のあと、同じく出席していたK談社N川、S英社N村、B社Y田クンとオイラの4人が向かったのは六本木の麻雀店。このメンツ…所帯持ちが3人、唯一の独身はN村ひとり。
 こういったときのつねなのか、まず独身のN村が勝ち、良き夫と良き父であるらしいY田クンがつぎに勝ち、あまり良き夫ではないオイラが少し負け、まったく良き夫と父ではないN川がボロ負け…という展開でした。
 

ドイツから…

 わざわざ取材に来られました。インタビュアーはもちろんドイツ人ですよ。ムンダーさんといいます。名刺には「文学博士」とありました。
 ドイツでは現在、「新宿鮫」シリーズの『毒猿』まで2作が翻訳されていますが、これが売れているという話で、また熱心なファンの方もいらっしゃるそうです。そこで今回の「新宿鮫」シリーズに関するインタビューというわけ。
 話の途中、ムンダー博士が真顔になって「ハリウッドから映画化の話はきませんか?」と聞いてきたときには「まったくこないのでドイツで映画化してください」と答えておきました。

安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

お詫びと訂正

 先週。
 わたくしとしたことが、火村英生先生のお名前を「英夫」と誤植してしまいました。

  不覚!!

 ファンとして恥ずかしい(-_-;)。お許しくださりませ。
 ガリレオ湯川先生みたいに、火村先生のシリーズもドラマにならないかなぁ〜♪
 

ゲーム女の生きる道

「特定のユニットが戦死しないと出現しない外伝マップがある」
 とゆう不穏な噂を聞きました。
 そ、そんな殺生な(^^;)。
『新・暗黒竜と光の剣』、早く完全攻略本がほしいです。

 ところで、『戦国無双』や『戦国BASARA』ファンの皆様。

  『殿といっしょ』というコミック、楽しんでおられますか?

 何でこのコーナーに書くかというと、まさに『戦国BASARA』の攻略本の横に、<武将好きにはたまりません>というポップが立ててあって、宮部、このコミックに巡り会ったものですから。
 いやもう、ホント、武将好きには笑いがとまらないギャグ漫画ですよね♪ やたら焼き討ちしたがる信長とか、戦隊モノにハマる島津四兄弟とか、ダメ出しが趣味の直江兼続とか、眼帯マニアの伊達政宗とか、真田信幸のヤンキー妻の小松(すげえ怖い)とか♪♪
 1、2巻が出ています。来年1月に3巻が出るそうで、今から楽しみです(^o^)

arrow 厨子王の逆襲 〜 京極夏彦のコーナー

◎今週の、どうなんだろう◎

 ええと。平山夢明さんと、対談というか何と言うか。
 場所がまた、何といいますか。ええ。これを「味」や「センス」という言葉で括ってしまって良いものかというナイスなお店。

平山夢明さんと

 屏風だったものや、畳らしいものが、あとツボや、カメが。大変なことになってますが。

なぜかカメ

 お話の内容も、まあ僕と平山さんですからね、取り返しのつかないようなことになってまして、載るのかなあ。いちおう『南極(人)』がネタなんですけど、もうあまり気にしないで遠くへ行ってしまいました。かなりセーブしたつもりだったんですが。
 そんなわけで、「愛ってのは蛆虫みたいなもんだぜ」ということで。
 大変なことになってます。
 

◎今週のおめでとう◎

 その対談のあと、平山さんと日本ホラー大賞の授賞式にまいりまして。
 待ち時間になんだかモジモジしつつ、すみっこで原稿を書き始める人約一名(図像は東雅夫さんの「幻妖ブックブログ」参照)。ははあ。カドカワのシメキリじゃあ仕方ないです。
 そんなわけでおめでたい授賞式でございます。ホラー大賞は、なかなか授賞式が行われないことでつとに有名ですが、今年はなんと受賞者四名。
 大賞は文芸界の賞金稼ぎ・ジュキアこと真藤順丈さん(なぜジュキアなのかはダ・ヴィンチ文学賞授賞式の時に書いた気がしますので省略します。ちなみに、真藤さんをジュキアと呼ぶのは、どうやら平山さんと僕だけです)。
 で、長編賞の問題作『粘膜人間』を書かれたのが飴村行さん。お名前の行は西村寿行さんにあやかったとか。
 短編賞は、「あちん」で幽怪談文学賞短編賞(メディアファクトリー主催)受賞の雀野日名子さんと、『てのひら怪談』(ポプラ社)などで活躍中の田辺青蛙さん。

左から真藤さん飴村さん田辺さん

 なんと、受賞者四人のうち、三人を知っているという奇遇。新人賞ですから、普通これはあり得ません。
 久し振りの授賞式ということもあり、会場は盛況。雀野さんは残念ながらご欠席でしたが、綾辻行人さんや倉阪鬼一郎さん、柴田よしきさん、浅田次郎さんのお姿も。児島都さんにもお会いできました。
 一方で、黒史郎くんやら東亮太くんやら編集Rやら門賀美央子さんやら、ついでにwannrecordingのM山やら、なんだかいつもの集まりっぽい顔触れも。もちろん、角川書店ですから『怪』の連中もいますし、当然『幽』の東編集長もいらっしゃるわけで。若干、現状認識に混乱が生じるような時空のねじれ感が(笑)。
 でもって講評はわれらが世界妖怪協会御意見番・荒俣宏さんでございまして。
「副作用があるかもしれませんが、いずれも世に問うてみる価値はある毒でしょう。世界は刻々と新しくなっていっているわけですから、ホラーも変わっているはずです」と、いう、本邦怪奇小説の黎明期から立ち合っておられる荒俣さんならではの、説得力のある講評でありました。
 と、いいムードになったことはなったわけですが、田辺青蛙が綾波レイになったあたりで、再び時空のねじれが。「わあ変態だあ」と喜ぶ黒史郎、「ウケたいんなら壇上でも着て出なさいよと」苦言を呈する大森望さん。どういうアドバイスだか。

コスプレ

 ちなみにコスチュームは山下昇平さん制作の逸品。ただし、皮膚呼吸ができないので一時間程度で呼吸困難になるらしい(本人談)。つうか君は肺呼吸をせんで主に皮膚呼吸してるのか田辺。

 そんなわけで、そのまま二次会。
 鈴木光司さんのご挨拶で幕開けという、狭いながらも豪華な集まりでございました。歴代ホラー大賞受賞者の方々もズラリ。壮観です。
「迫害されてもタバコやめないぞの会」(そんな名前だったかしら)の福澤徹三さんとスミの方でこっそり密談をしていたら、突如「祝辞を述べよ」といわれまして、「いきなりだなあ」と立ち上がりまして、「えー、キョーゴクでございます」と述べようとしたらば、これまた突如現れた平山さんが「たこ焼き買って来たぞー」って。あんた(笑)。
 そんなでした。

たこ焼き直前

 受賞者のみなさん、おめでとうございます。これからのご活躍に期待しております。
 

◎今週の奇遇◎

 奇遇(1
 先週ご紹介した尾形未紀さんと今井美保さんの展覧会「Mの二乗」の最終日に、ほんのちょっとだけ顔を出しました。
 そしたらば、奇遇なことに日本物怪観光の天野行雄さんが。
 大変な偶然。でもって、びこたんと対面。
 びこたん、「話かけないでください」と箱に書いてありますから話かけはしませんでしたが、歩くんです。「をを、歩く!」と天野さんと二人でしばし感動。
 尾形さんのブースにある「似顔絵に手を入れちゃえ」コーナー(そんな名前じゃなかったな)でも、天野さんと二人で作画。

奇遇その1

 奇遇(2
 その後、神保町ブックフェスティバルの全日本妖怪推進委員会ブースを視察がてら、大屋書房さんにごあいさつ。展示「神保町のお化け絵本展」へ。金井田英津子さんの原画展も見てしまえと。
 そしたらば、奇遇なことに荒俣宏さんが。
 大変な偶然。普通に、古書をお探しにいらしていたわけで。
 全日本妖怪推進委員会ブースを慰問に来ていらした作家の石神茉莉さんも登場。ひとしきりお化けの絵を見せてもらいました。前もっていろいろ拝見させていただいていたのですが、未見の結構スゴイ絵巻が(美術的価値ではなく妖怪モノとして……もちろんお値段もスゴイですが)ありました。兄弟子ともども少し興奮。

奇遇その2

 奇遇(3
 時系列的には次の項目に入れるべきなのでしょうが、僕は古書と妖怪を推進するべく、売り子をしていたわけです。
 そしたらば。奇遇なことにオカルト研究家で作家の山口敏太郎さんが。
 何でも江戸検定をお受けになったとか。「ナニしてらっしゃるんですかー」「売り子でございますー」「えー」的会話を。

◎今週の全日本妖怪推進委員会◎

 そんなこんなで神保町ブックフェスティバル最終日。
 僕は古本と妖怪を推進しなければならないので、本日は売り子。

売り子

 ブースには年寄り・ウメザワ(巨漢U)、店長・がぶ飲み、副店長・編集R、委員長・五所川原乱子、社長・天野行雄、怪スタッフのT嬢、各氏が。
 さらに世話役・村上健司、隊長・松野くら両氏、怪工作員なんかも合流、物販組はフル編成……とはいうものの、すでに三日目、珍しく全日快晴に恵まれた今回、商品はもう売れちゃって残り少なし。
 それでも一生懸命売らせていただきました。
 物販レギュラーの中公N嬢や、わがバヂャーのノリさん、東亮太くんや古典遊戯研究会のD嬢なんかも慰問に来てくれまして。
 大盛況でございました。お買い上げいただきましたみなさま、まことにありがとうございました。

◎今週のイベント◎

 で、同日。東雅夫幽編集長と、加門七海さん、金井田英津子さんのトークイベントもありまして。一応関係者ということで拝聴させていただきました。

拝聴ちゅう

 会場は、当初展示スペースで……という計画だったのですが、まああまりの参加者に急遽会議室に変更。まあ、入りませんわね。
「てのひら怪談」の方々や、幽怪談文学賞短編特別賞受賞者の勝山海百合さん、そして普通の恰好の(こういう言い方をされてしまうのもどうかと思うわけですが)田辺青蛙さんもいらしてました。
 まあテーマが「古本と文豪とお化け」ですからね。オモシロクないわけがないという。
 金井田さんがおっしゃっていた至言「好きな本貸す馬鹿返す馬鹿」は忘れません。

 ってな具合で、なんか書き漏れもあるかもしれませんが、今週は締切りがいっぱいあるのでこのへんで。

編集者Sのウラ情報

英文メールは即削除……しちゃダメよ

 大夫も触れておりますドイツからのインタビュー、最初のオファーはメールであったのですが、英文メール=スパムという思い込みがあって、間違って削除される可能性が非常に高かったのです。が、ハル君が野性のカンで奇跡的に気づいてくれました。
 その後、メールで日程調整などやり取りしたのですが、オイラの英語力程度では、英→和は問題ないのですが、和→英となると??? これは人にお願いしてなんとか当日を迎えることができました。
 どんな記事になるのか(新聞に掲載されるらしいのですが)、楽しみではありますが掲載紙がもし手に入っても、英語ですらおぼつかないのに、ドイツ語ではね。これをきっかけにドイツから火がついて、まだまだ翻訳がすくないヨーロッパ圏に「新宿鮫」が広がっていくと嬉しいのですが。
 そんな大夫ですが、久しぶりにテレビ、ラジオ出演の予定があります。ともにTBSですが、テレビは「王様のブランチ」、ラジオは「堀尾正明プラス」です。放送日が正式にきまりましたら、トップでお知らせされることでしょう。

まるひの秘書ヒショバナシ報

今週の厨子王原稿メール件名

 大極宮はライバル
 純アリス!!!!! なつかしいいいいいいい!
 

いや〜、ヨカッタヨカッタ

 上のウワサにもありますが、忘年会の日程もお店も早々と決定♪ ヤレヤレひと安心でございます。
 もうね、今回は作家たちに「この日にしますよ、いいですね!」って……(こりゃ打診ではなく通告ですな)、ほぼ強制的に「ウン」って言わせちゃった感じ。うひ。
 だってカレンダーが微妙なんですもの。
 いつもだったら、12月26日(金)あたりが最有力候補になるんですけどね。なんかこの夜は、どこもかしこも仕事納めの飲み会やら忘年会でタイヘンなことになってそう。帰りのタクシーなんか、絶対つかまりそうもありませんしねー。
 ので、前倒しでやることにしました。日曜と祭日のはざま、12月22日(月)です。翌日がお休みなので、スタッフたちも安心して弾けられますな。うひうひ。

ノリノリ編集後記

神保町で…

 サプライズ、ありましたね。ブックフェア最終日となる11月3日に差入れを持ってワゴンを訪ねてみると、「妖怪推進委員会」肝煎さんがハッピを着て売子をされていました。買う側にまわるとより楽しいですね〜。なんだか最近よく見る風景のような気もしますが…(笑)。私は、先週、厨子王が宣伝していた大屋書房さんの図録を買いました。そして、大屋書房さんに行って、図録に載っていた実物を拝見。うっかり買ってしまいそうに…。前日の天皇賞で儲かっていたら購入しましたけどね。
 これでイベントめいたことがひととおり終った感じです。寂しいですなぁ…。つくづく『怪ラヂヲ』がないのが悔やまれます。特番でもいいから放送(収録)してほしいですよ。
 イベントといえば…朗読会。今年の朗読会が終ったばかりですが、来年の会場が決まりました。先週予告したとおり、みたび『IMAホール』です。
 11月7日の土曜日。2009年の手帳に切り替わったら、真っ先に記入してくださいませ。よろしくお願いいたします。
(朝顔の花、ついに終了。がんばったなぁ。ちなみに購入したのは入谷朝顔市の1番店でした…ノリ)

アンケートから

サプライズ

◆行って来ました神保町ブックフェスティバル!
「サプライズ」があるかもと知り、通いつめた三日間……。
 最終日の三日目にして、とうとう京極先生にお会いでき、握手していただきました♪ う、嬉しい……。
 地球に生まれて良かったああああああっ!!!

◆神保町ブックフェスティバルのサプライズに遭遇いたしました!!
 怪ブースにて『ぎょうごぐぜんぜぃぃぃ!』←心の叫びです。がいらっしゃるではありませんか。びつくり。膝ガクガク。
 本を購入する為支払いをすると・・・
 お釣を用意して下さる(んですか!?先生!!!)
 本を包んで下さる(んですか!?恐縮ですぅぅぅ。しかも手渡し・・・ヒィィィ)
 感極まってしまい、思わず。
「京極先生。握手して下さい。」と言ったところ、快く(嗚呼、ご迷惑じゃなかったですよね・・・ゴメンナサイ。)握手して下さいました。感激。感動。京極先生に感謝!!
 感涙の半べそをかきながら、神保町を満喫してきました。

・サプライズに遭遇された皆さま、よかったですね〜♪ 厨子王は「売り子」に相当ハマっていると私は推測してます。ハイ。(まるひ)
 

- 第372号 - 2008/11/07