大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき公式ホームページ『大極宮』
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2023年、釣り納め。結果は...。
24/1/15
初釣りの写真ではございません。
年末に大沢さんから送られてきた釣り納めの写真です。(代理:ノリ)
場所は、カレイが釣れているとの有力な情報があった石巻。
(...って、大沢さんのその行動力にはいつも脱帽です)
鮫番編集者と極寒覚悟で向かったようですが...
写真からも伝わってくるように、現地は風もなく穏やかな最高の天気。
愛用のワークマンファッションでコーディネイトして寒さをしのぎ、
ご機嫌で竿を振り出した直後と推測される写真です。
「魚が釣れたら写真を送る」
...と添えられた文。
その後、写真は送られてきませんでした。メールすら...。
きっと宿にもどって忘年会で盛りあがったのでしょう。
釣果は忘れて...。
(釣果写真、今年も楽しみにお待ちしております...ノリ)
朗読劇「はじめての」<後編>
24/2/02
年明けすぐの三連休、豪華な公演がありました。(代理:ノリ)
宮部も参加している"『はじめての』プロジェクト"からの朗読劇。
2023年1月の<前編>に続き...今年、2024年1月は<後編>。
演目に宮部の「色違いのトランプ」が含まれたものです。
<前編>もびっくりするほど贅沢なキャスティングでしたが...
今回の<後編>も見てください。
(...って、ピントがイマイチですみません)
贅沢にもほどがあるキャスティングですよ!
去年は家族サービス優先で観劇できませんでしたけど、
今年は三日間とも通おうかな~と思っていました。ところが...
超難関・高倍率の抽選イベントが当たったりして(苦笑)
結局わたし(ノリ)は、中日の7日だけ観ることができました。
で、宮部は初日を観劇。もう感動しっぱなしだったようで、
終演後、楽屋に案内されてからもアニメ知識を存分に披露して、
キャストの皆さんと大盛り上がりだったそうです。
朗読劇。
コロナ禍あたりからずいぶん増えた感じがしますけど、
一流の声優さん、ミュージカルに出演される俳優さんの劇は
すごいですよ。ものすごく良かったです!
贅沢な生ピアノは心地よく、演者に集中できるセットですぐ没入。
音楽劇と言えるぐらい音があるのに、
無音のストレートプレーを観たような感覚でもありました。
堪能しました。
"『はじめての』プロジェクト"...今後の広がりが楽しみです!
(楽屋挨拶でテンション爆上がりでした...ノリ)
角度。
24/1/30
舞台『死ねばいいのに』を観てまいりました。舞台に10度の角度がついております。少し気を抜くと転げ落ちてしまいそうな角度です。
この日はアフタートークに京極も参加しました。
この日はアフタートークに京極も参加しました。
そして翌日。そごう美術館にて開催されている「水木しげる生誕100周年記念 水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 ~お化けたちはこうして生まれた~」の一環のイベントとして、神奈川大学みなとみらいキャンパスにて、京極の講演会がおこなわれました。
こちらも結構な角度。
京極の講演会でよくあるタイトルなように思うのですが、あまり聞いた事のない話を聴く事ができたように思います。
あっという間の90分でした。とても面白かったです。
スクリーンに何か投影している会場の演台部分はどうしても暗くなってしまうのですよね。
幾度となく反省はしているのですが、次に活かせず反省中です。
あっという間の90分でした。とても面白かったです。
スクリーンに何か投影している会場の演台部分はどうしても暗くなってしまうのですよね。
幾度となく反省はしているのですが、次に活かせず反省中です。
マスクは欠かせませんが、ようやくこのようなオープンなイベントが戻ってきたように思います。
今年は全国各地に出向く予定です。
皆様よろしくお願いいたします(オーツカ・ハル)。
みなとみらい最高でした。
今年は全国各地に出向く予定です。
皆様よろしくお願いいたします(オーツカ・ハル)。
みなとみらい最高でした。
企画から5年...舞台「死ねばいいのに」
24/2/07
先日無事に公演が終わった舞台「死ねばいいのに」。
小説「死ねばいいのに」を原作に...という二次使用企画の打診は、
書籍刊行以来、映像化や舞台化をはじめいろいろとありましたが、
今回ついに、初めてカタチになりました!
プロデューサーのM氏から舞台化の企画をいただいたのは2018年。
当時、じつは映画化の方が先行しておりまして...
実績ある映画制作会社からの企画はかなり実験的な演出要素を含み、
面白い映像になりそうな感じでした。しかし...
製作委員会の座組が決まらず、コロナ禍もあったりして、
進行は止まってしまいました。(また動き出すかもしれません!)
その間、舞台化の方は紆余曲折ありながらもM氏を中心に、
熱意が冷めることなく...実現に向けて画策しておられました。
最終的な公演内容が決まった時は、私もうれしかったですねえ。
と同時に...粘り強く、我慢強く奮闘された関係者の方々には、
感謝と尊敬の念しかございません。
会場は「紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA」。
立派なホールです。そしてその舞台は何と...傾き10度に設営!
開場・入場した際、この舞台設定を見ただけで...不思議な空間、
なんだか不安定な精神状態を連想させ、上演に期待が高まります。
いよいよ開演。
新木さん健也...登場した瞬間、スッと世界観に入ってきました。
世界観を一瞬で創ったと言うべきか...。
「ああ、健也だぁ!」
「そろそろ言うぞ。アレ言うぞ...」(苦笑)
あとはもう、ラストまで見入りましたね~。
この難しい原作小説を2時間弱の舞台に落とし込まれた、
脚本・演出のシライケイタさん...お見事でした。
傾いた舞台で熱演されたキャストの皆さんもブラボーです。
終演後、京極も参加したアフタートークは当然その舞台上で。
傾斜、足元の心配をよそに、話は盛りあがりました。
もしかしたら...
原作小説執筆依頼の際、担当編集者さんがある楽曲を京極に聴かせ、
作品のイメージを提案されたという曲のタイトルが明かされるか...!?
と期待したんですけど、発表とはなりませんでしたね。
それはまた、同小説が別のカタチでコンテンツ化された際のお楽しみ、
...ということで。
舞台袖のモニターには、同時に2画面が映っていました。
何度も言いますが(書きますが)、すごい斜度です。
(この奥行きに対する傾斜10度、ヤバさ限界ですよ...ノリ)