週刊大極宮

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- 第373号 -

2008/11/14

HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ

王様のブランチ

 明日(15日)放送の王様のブランチでは、大沢の若かりし頃の写真なんかも出てしまうかも。
 

燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

「エンジン01(ゼロワン)文化戦略会議」の…

 オープンカレッジにパネリストとして参加するため、名古屋へ行ってきました。
 この「エンジン01」というのは、いろんな業界の著名人や有力者たちがボランティアで日本全国をめぐりながら市民大学講座のようなものをひらいている会。オイラは今回の開催地が名古屋ということで声をかけられたのです。

 宿舎として用意されたホテルは、かつて“女子大広路”と呼ばれた歓楽街のど真ん中。名古屋の盛り場といえば錦三丁目、通称“錦三(キンサン)”が有名ですが、かつてはそこと並んで“女子大広路”も盛っていました。で、オイラは錦には何度も足を踏み入れたことがあるけども“女子大広路”は今回が初めて。
 まあ、実際に歩いてみるとほとんどが外国人のお店ばかりで、“リトルマニラ”とでも呼ぶのが正しいのではないかと言えるほど。お店もあちこちに立っている呼びこみもフィリピン人ばかり。その中にポツリポツリと中国系、タイ系のお店があるといった…アジアのカオスでありました。

 食事をしてお酒を飲んだあとは、ホテルに戻って一夜だけオープンしたバーに行ってみた。そこにはその夜だけマダムを務める方もいらしたのだが…。なんと、じつはこのマダムというのが、かつてオイラが住んでいた六本木7丁目のマンションの地下一階で、実際にバーを経営していた方だった。オイラは当時、毎月25日になるとそのマダムに家賃を届けに行っていたという…なんとも因縁を感じるバーでした。
 そこでは今回のイベントの実行委員長を務めている奥田瑛二氏と久しぶりにあったので飲んだのですが、ふたりともベロベロの状態で何を話したかはほとんど覚えていません…。

 翌日は講座。本来ひとつの講座に出て終わるはずだったのが、遅刻した講師の代役でもうひとつの講座にも参加。秋元康さん、林真理子さん、山本一力さんらとご一緒しました。
 このイベント、夜は“夜楽(やがく)”と呼ばれる企画もあり、レストランでお客さんたちとの会食にものぞみました。
 その夜、最終の新幹線で帰京するころには、さすがにぐったりでしたよ。
 

『王様のブランチ』の…

 BOOKコーナーでとりあげられるロケの収録が月曜日にありました。
 これに関しては、若い女性リポーター三人に囲まれて、しゃべったりお酒を飲んだりするという「いいのだろうか…こんなお気楽なことで」思うような内容であります。明日15日の放送予定。

 オイラはあいにく東京にはおらず福井でのサイン会。オンエアを観ることはないでしょうから、この収録はなかったことにしようかなぁ……。

安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

ゲーム女の生きる道

 今週はお休みさせていただきます。

arrow 厨子王の逆襲 〜 京極夏彦のコーナー

◎今週のおめでたいこと◎

 先週、大夫の記事にもおめでたい記事が載っておりましたが、実は朗読会前後にもおめでたいことはありまして、でもって今週もあったわけです。
 いわゆる祝言ですね。でもって、今回は、某社の担当であり推進委員会でもある方がおめでたかったわけです。
 まあムスメを嫁に出すようなすがすがしい気持ち(←なんか違ってるかも)ですね。よい結婚式でありました。

◎今週の締め切り◎

 やってまいりました「幽」(メディアファクトリー)。もう五年だそうで。
 そんなわけで、『幽談』が本になりましたので、連載も一新。今度は『冥談』(あまり違いがなくないかという意見は胸にしまって)です。
 新連載記念特別二本立て。
 で、「幽」とくれば「怪」(角川書店)というのが毎年恒例の展開なわけですが、今年は重ならないんですねえ。はっはっは。
 実は「怪」は現在、誌面刷新の準備中。こちらもガツンとリニュウアルしまして、より充実した妖怪推進本にいたします。
 そんなわけで、毎年年末か年始には出てた「怪」、今回はちょっと間が開いて来春発売予定。
 機関誌のみならず、世界妖怪協会本体の新展開もある模様。乞う御期待。
 で、「怪」が延びたと思ったら、思わぬ伏兵が。
 それは「厭」(笑)。いやだなあ、本当に。いや、厭というか、そうではなくて「厭な小説」シリーズが復活したんです。いやあ、厭です。掲載は「小説NON」(祥伝社)。

◎今週の選考会◎

 第3回幽怪談文学賞の選考会が都内某所で行われました。
 選考委員は、岩井志麻子・木原浩勝・高橋葉介・東雅夫各氏というおなじみのメンバーと、僕。
 立ち会いはすっかりジュニアに霊力を譲ってしまった元吸血鬼K、デスメタルS、編集RにN。
 今回も、学ぶところの多い選考会でした。
 短編・長編とも、レベルは確実に上がっております。どれも面白く読ませていただきました。
 さらに今回は「これは怪談だろうか?」的な揺れは、あんまりありませんでした。
 明らかに「怪談じゃない、というか怪談で出さないほうが絶対ウケる」という作品はありましたが。そういう作品にかぎって小説としてはよくできていたりするのが悩みどころ。
 一方ちゃんと「怪談」になっている場合は、「怖い/怖くない」という議論にもなるわけで、そうすると「怪談とは何か」という深いところにも行き着くわけで、これも悩みどころ。
 困ったのは「文章もうまい、キャラも立っている、描写も上手、ネタも新鮮、アイディアも斬新、語彙も豊富で表現力も巧み、怪談の要素も過不足なく入っている……のに、小説としては??」というケース。
 本気で勉強させていただきました。
 そんなわけで、今年はずいぶんと真剣に細かい討議をすることになりました。色々な意味で「もったいない」作品が多かったわけです。でも受賞作は出版されるわけですから、色々な意味で責任も重大です。
 検討の結果、長編部門は該当作品なし、短編部門は岡部えつさん「枯骨の恋」に決まりました。
 長編の該当作品なしは多少淋しい気がしますが、長期的な目で見た場合、最良の判断だったのではないかと思います。
 詳しいことはたぶん「幽」誌上で。
 

◎今週のアフレコ◎

 好評をいただいております、アニメ『魍魎の匣』も、いよいよ大詰め。
 ちょっと来いというので行きましたらちょっとやれということで(いやホントはそんな言い方されてませんけど)声を入れてまいりました。
 その日はレギュラーほぼ勢ぞろい状態の日でございまして。ブースには総勢14人の声優さんが(うち1名は小説家)。

ちょっとやっているところ

 平田広明さん(中禅寺)、木内秀信さん(関口)、森川智之さん(榎木津)、関貴昭さん(木場)、4人ともいる。
 僕ですか? 僕はまた人間じゃないです。しかも、なんか混ざってました、他の作品が(笑)。
 しかもセリフ部分覚えてたので、台本ナシで行けました。短かったですからね。長ーーーーいセリフの平田さん、ごめんなさい。

平田広明さんと

 ちなみに青木刑事の諏訪部順一さんは、『ゲゲゲの鬼太郎』の二番目のエンディング「妖怪横丁ゲゲゲ節」を歌ってくださった方。
 で、おはようございまーす、といわれてふと見れば、高山みなみさんや今野宏美さんが。同じスタジオで鬼太郎も録ってたんですね。

◎今週のインタビュー◎

 そんなわけで囲み取材やらインタビューやら。媒体はすごくいっぱいでわからず。
 そこに現れた編集R。で。

◎今週の対談◎

 アニメ『魍魎の匣』の監督・中村亮介さんと対談。

中村亮介監督と対談

 媒体は、「ダ・ヴィンチ」なんでしょうね。
 それにしても、もうDVDが出るんですね。魍魎。もちろん、放送が済んだ分ですよ。
 中村監督は徹夜覚悟のジャージ姿です。

徹夜覚悟のジャージ姿

◎今週の座談会◎

 毎年毎年やってくる。『本格ミステリベスト10』(原書房)の装丁大賞。
 喜国雅彦さん、国樹由香さん、進行役の千街晶之くんと、時空を超えた座談会。なぜ時空を超えちゃったかは、ヒミツ。
 

◎今週の打ち合わせ◎

 ええと、もう疲れましたが、なんだか角川書店でなんやかんやとした気がします。
 それから、先日オフィスで行われた「宣伝会議」のインタビューですが、「魍魎アニメ」についてのインタビューだと全員完全に思いこんでいたわけですが、どうやら違っていたようで(笑)。
 なんか、未知の企画でした。どういうわけか祖父江さんも出ていて、「『南極(人)』(集英社)のできるまで」という、スペクタクルな記事もあったりします。もしかして、特集?
 そうなの?

 というわけで、また来週。

編集者Sのウラ情報

「王様のブランチ」

 15日(土)、TBS系「王様のブランチ」に大夫が出演(詳細はトップで)するのですが、某所で行われた収録の前半だけ立ち会ってきました。以前はテレビの収録というと人がいっぱいで、もっとワサワサしていたような印象がありました。機材の小型化等で省力化されているのでしょう。
 そのテレビ局ですが、広告料収入低下により何局か赤字という記事がありました。雑誌と同じ流れではあるのですが、雑誌は売れさえすれば先もみえます。ですが、広告だけでなりたっている民間放送は厳しいでしょうね。それにあわせるように電通、博報堂も減益という事態。
 この経済状況、広告はネットでという流れ、広告依存のビジネスは出版も含め、この先どうなっていくのでしょう。

まるひの秘書ヒショバナシ報

今週の厨子王原稿メール件名

 不良大極宮と呼ばれて
 大極宮→中年と直したいです!
 

不味い!

 ある日なぜか思い立って焼きそばを作ったワタクシ。

 これがとてつもなく不味い!!!!!!
 おおいにへこむワタクシ。 ○| ̄|_

 恥ずかしながら、チャーハンは作ったことあっても実は焼きそばって作ったことなかったのです。
 買ってくるか、誰かが作ってくれたものを食べていただけ。
 テヘ。 (:D)| ̄|_

 ので、麺の袋の裏に書いてあったとおりの手順でこしらえたんですがー。
 肉と野菜を炒めて麺を投入してー、ってここまではいいんだけど、次に水を少し(60cc)入れろと書いてある。
 へっ? 水? なんで???
 いや、入れましたけどね。書いてあるから。
 どうやらコレがいかんかったらしいです。
 キャベツやモヤシなどの野菜を多めにしたので、そこからけっこう水分出てたし、その後味付けするウスターソースも液体だし。
 もしかして、お水要らなかったですか?

 出来上がった焼きそばは、案の定ベッチャベチャ。
 あまりに不味くて半分も食えなかったですよううう(涙)。

 そんなわけで。
 どなたかこの焼きそば初心者に、美味しく作るコツを教えてくださいいい。m(_ _)m

ノリノリ編集後記

ベイビーフェイス

 今年も「ビルボードライブ東京」であったライブに行ってきました。
 去年、初めて本人をナマで観た(聴いた)ときの感動ほどではありませんが、やっぱいいです。前回、なんとなく目に焼きついた白いスニーカーだった足元…今回は黒いピカピカの革靴。なにからなにまでカッコいいんです。
 そのライブの途中。みんながバラードに聴き入り会場が静まりかえっているとき、お酒と一緒にたのんでいたグレープフルーツ100%ジュースを口に含んだら…あまりの酸っぱさにむせそうになってしまいました。雰囲気をこわさぬよう、咳を我慢するのに必死。耐えに耐えました。
 でっ、そのときふと思ったのが…先日終わった朗読会。「大極宮」の朗読会の場合、1部のソロパートは途中入場もお断りしてシンと静まりかえった朗読ですから、咳払いひとつするにも勇気がいります。くしゃみが出そうになるようなものなら大変ですよね。とにかく音をたてない。毎回、数人の方が我慢されていることでしょう。
 あぁ…そんなお客さまのお気遣いがあって、ライブは成立するわけなんですね。朗読会にお越しくださった皆さまには、あらためて感謝するしだいでございます。
 教訓。静かにしなきゃいけない席では、グレープフルーツ100%ジュースは避けたほうがよさそう。
(帰宅途中、タヌキを見ました。練馬区在住…ノリ)

アンケートから

今週の「ウニバーサン」

◆こんばんは!
 例の京極先生のタイトル予想、先週はありませんでしたね?
 もう諦めかけていたのですが、金曜日が近づくにつれ血が騒ぎ、性懲りもなくまた送らせて頂きます。

「独占するウニバーサン横やりバトル」
「独学するウニバーサン横から寝トル」

 あーもう、早く正解が知りたいですぅ〜!
 ではこれからも頑張って下さいね。

・皆さんギブアップなのかなーってサビシク思っていたところに! ありがとうございます〜♪
 正解に関しては、私も12月15日(南極の発売日)までお預け状態です。早く知りたいですねー。(まるひ)
 

- 第373号 - 2008/11/14