週刊大極宮

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- 第405号 -

2009/7/10

HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ

厨子王選

S氏への佐賀土産。

スイカサイダー

燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

ダイエット合宿

 勝浦におります。
 この時期の外房、とくに勝浦近辺は霧が名物。連日濃霧が発生し、窓から本来見えるはずの海もまったく見えず、別荘は白い帳(とばり)に閉ざされています。夜はこの霧が出るとなかなか幻想的な風景で、淋しいやらなにやら不思議な気分になったりするんですがね。
 ただ…この数日間は霧に加えて南西の強風が吹き荒れ、海は大シケ。釣り場に立つということ自体がかなり難しいほど。本当はこれぐらい強い風が吹いて海がシケると、クロダイが湾の奥の方に入ってくるので、狙い目といえば狙い目なのですが…。
 この風のなか竿を振るう気力がもうひとつわかず…夜はひたすらPSPで、今さらながらの『幻想水滸伝』をやり続けております。
 ウォーキングなどでのダイエット効果は、ちょっとずつでている気がするんですが、はっきりしたことは東京に戻るまでわかりません。

 この週末はタイからH田さんがやってくるので、彼を迎えて勝浦でゴルフをやる予定です。
 もともとオイラが勝浦に行くようになったのは…このH田さんの別荘が勝浦の近くの大原というところにあったから。
 彼が大学生でオイラがまだ20代半ば頃、二人でグダグダとひと夏を過ごした経験があって、そのときはとことん夏と海を堪能してみたかったのですなぁ。まあ、そのあたりのことはエッセイ集『陽のあたるオヤジ』にも書いてあります。
 彼と久しぶりにこの外房で会うというのも、30年近くぶりということで楽しみです。
 ちなみに…当時のゴルフではお互いに平気でハーフ60近くたたいていました。でも、今や彼はタイで鍛えて完全なシングルプレイヤー。
 オイラも彼に負けないように…とはいえ、ドライバーで50ヤード近く離されることもあって、負けずにやるのに一生懸命ですが…今でも続くスクラッチ勝負なのです。

安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

ゲーム女の生きる道

 まだ序盤なのですが、大急ぎでご報告します♪

  DSの『セブンスドラゴン』

 先々週、セガの竹崎さんに召喚の魔法をかけてしまいましたら、すぐ送ってくださったのです。『エターナル・アルカディア』の小玉さんがプロデュースされたRPGの新作です。

  めっちゃめちゃ楽しい(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)!!!

 <ハントマン>と呼ばれる主人公たちは、このゲームのファンタジックな世界のなかの何でも屋さん。仲間を募ってギルドを作り、様々な仕事をこなして成長していきます。
 とにかくキャラが超可愛い♪ 操作性快適、戦闘はサクサク。バトルで稼いだポイントを割り振ってスキルを覚える楽しみもいっぱい!
 
主人公? ファイター、ローグ、サムライ、ナイト、メイジ、ヒーラー、プリンセスの7つのタイプから自由に選べます。グラフィックも、各4パターンずつ用
意されています。最初にパーティ(4人)を組む仲間も同様で、ここはやっぱ、前衛二人、後衛二人で始めるのが基本でしょうね。私は主人公をファイターにし
て、ナイト、メイジ、ヒーラーと組んでいます。
 え? それだけかって? 主人公、宿命とか背負ってないのかって? 記憶喪失になってるとか、誰かを捜してるとか、精霊に選ばれた戦士だとか、実は王家の末裔だとか、何かそういうのはないのかとお訊ねですか?

  ないです(きっぱり)。

 名前もナイくらいですからね。自由につけられます。
 先に進むと<真のオープニング>があって、世界がタイヘンなことになってるのがわかるのですが、それでも主人公たちの立場が変わるわけではナシ。
 ハントマン家業をしながら世界を救う〜♪ 世界中に棲息するドラゴンを倒すのが大きな目的ではありますが、それ以上に大切なのは、

  踏みつぶすこと(きっぱり)。

「何を?」とギモンな方は、どうぞいっぺんプレイしてみてください〜(^o^)!
 竹崎さん小玉さん、素敵なゲームをありがとう♪

arrow 厨子王の逆襲 〜 京極夏彦のコーナー

◎今週のシンポジウム◎

 先日、佐賀大学文化教育学部主催の公開シンポジウム「来てみんしゃい佐賀大学 A/B面の国際文化学−うらがえす知のたくらみ−」が開催されました。
 これは日本国際文化学会・第八回全国大会として催されるもので、その中の「土の記憶−陰影のなかの文化−」というプログラムにお招きをいただきまして、佐賀まで行ってまいりました。
 パネリストは十四代今泉今右衛門さん(陶芸家)、波平恵美子さん(お茶の水女子大学名誉教授、日本民族学会長)、尾形希和子さん(沖縄県立芸術大学)、司会は相野毅さん(佐賀大学)。
 僕が出席するシンポジウムは5日ですが、懇親会があるので4日に佐賀入り。
 4日は国際文化学会会員各氏による研究発表の他、「礫(つぶて)の気骨−九州の闇を掘る−」というシンポジウムが開催されておりまして、ギタリストの西村正秀さん(イエベス最後のお弟子さん)によるギター演奏なんかもございまして。

ギター演奏

 懇親会場には、川村湊さんや佐木隆三さんもいらっしゃいました。川村湊さんは日本国際文化学会の理事を務めていらっしゃいますし、佐木隆三さんは第一部のパネリストとして参加されていたわけです。

 以前にも紹介しましたが、僕と今泉さんは古ーい友人。およそ一年ぶりにお会いしまして、久し振りにバカな話もいたしました。

今泉さんと

 一夜明けましてシンポジウム。
 有田焼色鍋島今右衛門十四代目の今泉さん、おばけ専門の僕、文化人類学の大先達波平さん、西洋美術史の尾形さんと、一見つながりのない四人のパネリストをつなぐのは「土」というキーワード。

四人のパネリスト

 いったいどうなるのだろうという木原誠さん(今回のコーディネイトをしてくださいました)の不安の視線を感じつつも(というか一番場違いなのは僕なわけで……)、シンポジウムは粛々と進行いたしまして。

粛々と

 いや、大変に勉強になりました。パネリストの先生方、聴講してくださったみなさん、それからお招きくださった木原先生、ありがとうございました。
 そして何より、あれこれとセッティングをしたり、コマネズミのように忙しく働かれていた学生のみなさん、ご苦労様でした。お世話になりました。

◎今週のコンサート◎

 ひょんなことからお友達になった菅野よう子さんの今世紀最初で最後かもしれないコンサート「超時空七夕ソニック」が華々しく行われました。
 ええ、ひょん、です。そんなご縁でパンフに一文寄せさせていただいたこともあり、まあさいたまスーパーアリーナは近いので、荻原規子さんと一緒に御尊顔を拝しに行ってまいりました。
 なにしろわざわざヒヨコ隊長がシートベルツのナカマを引き連れて地球にご来臨くださるわけですからね。近所の僕が行かないというわけにはまいりますまい。

フシギな組み合せ

 ↑よく考えてみればフシギな組み合せかも。

 いやー、平日だというのにモノスゴイ人。なんとしてもグッズを買うんだという同行者の中公Nの熱意にほだされた僕らは、グッズ行列なんかにも並んだわけですが、1時間20分かかりましたよ辿り着くまで。
 なんたって1万7000人ですから。満席ですから。
 で、いろいろ買って疲れて寿司なんか喰ったりする僕ら。

寿司なんか喰ったり

で、中公Nが「ネタですよネタですよ」というので(寿司ネタにあらず)買ったパンフを見てみれば、考えてみれば僕はパンフを買うことはないのだけれども(笑)、
プロフィールのところにこんな記述が。

お笑いコンビ結成!?

 知らなかった。そうだったのか。
 まあ地球のことではないのだらうな。さふだらう。わつはつは。

 で、いよいよ開始。エキサイティング。あんな曲やこんな曲が、あんなゲストが。ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団が。
 そりゃあもう、大変なことになっておりました。溜めに溜めたサプライズもあり。
 地球人はみな興奮していましたよ。はい。

◎今週の妖怪まわり◎

 最近は多田克巳さんとのユニットなどで活躍しているお化け好き・東雲騎人くんの個展『妖怪風流』が7月27日より東中野のビタミンTee・Art Galleryで開かれます。
 お化けを描き続けてウン十年、シノノメ妖怪画をどどーんと観に行きましょう。

 で、妖怪関係の新刊といえば、武村政春さんの『妖怪を科学する!』 (メディアファクトリー・ナレッジエンタ読本21)が発売になりました。
 武村さんは東京理科大学准教授の分子生物学者。なのにお化け好き。一貫して「妖怪がほんとうに実在したとしたらその生態はどうなっておるんじゃろう」という視点から、ユニークな(武村さんでなくては絶対に書けないだろう)著書を発表されていらっしゃる、気鋭の妖怪馬鹿(と敢えて呼ばせていただきます)。
 要は「学問的裏付けを施した妖怪解剖図」なわけで、武村さんはきわめてマジメに、きわめてオモシロイことをなさっていらっしゃるわけです。
 発売記念のトークイベントなどもあるようで、お化け好きの方は、ぜひご参加を。

◎今週の美術系フリマ◎

 フリーマーケットじゃないです。フリーマガジン。
 以前取材を受けた美大生のためのフリーマガジン『PARTNER』×Adobeが完成。すでに出回っているものと思われ。
 なかなか錚々たるメンツなので、手にした方はご一読を。

 しかし、夏はなあ……。
 生きていたならまた来週。

編集者Sのウラ情報

晴海で

 12日まで恒例東京国際ブックフェアが開催されています。初日にさっそくのぞいてきました。年々海外からの出展が拡大していますね。近隣の韓国、中国、定番の英語圏を始め、ヨーロッパ、中東などなど。言葉の壁のない絵本、写真集などのビジュアル本を中心に積極的に版権を売り込んでいます。ようやく「国際」の看板が板についてきたというところでしょう。
 週末は一般公開されていますので、そういった世界の文化にふれたり、日本の各出版社では二割ほどですが、特価販売もされていますのでいかれてみてはいかがでしょうか。同時にデジタルパブリッシングフェアも開催されていますので、電子出版などの最先端を垣間みることも出来ます。東京ビッグサイトで10:00〜18:00、入場料は1200円。

まるひの秘書ヒショバナシ報

今週の厨子王原稿メール件名

 ほんとにあった! 呪いの大極宮
 ほんとにあっても困りまするーーー!

プレゼント発送も終わり……

 「届いたよ〜!」というメッセージが舞い込んできています。喜んでいただけて何よりです。
 ここで、はずれちゃった方のために、次回プレゼント企画の予告を。
 ハイ、厭なアレ。厭なサイン本プレゼントを来週あたりにアップする予定です。
 どうかお楽しみに♪(これも競争率すごいことになりそうですが)

生きて帰ってこられますように

 いつぞや裏にも書きましたが、この週末は"ENUFF Z'NUFF JAPAN TOUR 2009"に行ってきます。土曜と日曜両方とも観ます。いちいち川崎から戻ってくるのがメンドウくさいので、泊まりがけです。
 ライブが終わってから、「スペシャル・アフターパーティ」なるアコースティック・セッションも行われる模様。ううう、はたして体力もつんでしょうか。不安……。

ノリノリ編集後記

東京国際ブックフェア

 今年も行ってきました。初日だったせいか、このご時世のせいか…出展側も来場者も、いつもより熱気があったような気がします。私もいつになくじっくり見てまわりました。
 そんななか、加藤製本(株)さんのブース。

“京極夏彦×PUR”

“京極夏彦×PUR”というコーナーがありました。事前にお話があったこのコラボ、どういうことかと申しますと…PURの技術、というか特性をもっともわかりやすく説明できる製品として京極さんの文庫本を選んでくださったのです。
 その特性とは…写真手前にあるように、従来の製本より見開き性(柔軟性)に優れていて、本が壊れないということ。厚さにおいて、製本技術の限界に挑戦し続ける京極さんの本に、ぴったりのコラボでしょ(笑)。
 手元に『文庫版 邪魅の雫』をお持ちの方、試してみてくださいませ。おぉ〜って感じですよね。
 もちろん京極さんの本だけではなく、他の本にもPURはどんどん導入されています。本はまだまだ最終形ではないんですね。新しい技術によって進化しています。
 ちなみに「PUR丸背上製本」の製品化に成功しているのは世界で5社程度、アジアでは加藤製本(株)さんが初だそうです。

 あと…
 会場内にオーラ撮影をしているブースがあったので、千円払って撮ってもらいました。
「あなたには、オーラはぜんぜんありません」「…やっぱり」というやり取りがあるかとも思ったのですが、この撮影の場合は誰でも何かしらオーラが写るようです。
 写ったオーラの色でいろいろな状態がわかるそうですが…私が何を言われたかは、ナイショにしておきます。
(勝負事がないのに、最近やたらとトンカツを食べてます…ノリ)

アンケートから

裏でも間違う……

◆まるひさん、裏日記が、嬉しさのあまり
「米焼酎むつごむろう♪」
になってますよ。
写真の下に入っているので、一目瞭然でいっぱい投書きちゃいますよ。
冷や冷やするので、早く直しちゃってください。

◆まるひさん、プレゼントの梱包が予想より早く終わって、
宅配のお兄さんを呼んだ日記の終わりから2行目。
>お兄さん、とってもアセッって急いで処理してました。
ちいさい「つ」がカタカナと平仮名でだぶってますよ。
あせってる感が出ていていいかと思うのですが、
誤植だったら修正した方がよいかと。
よろしくお願いいたします。

・裏でも快調に(?)間違えておりますな。はっはっは(←開き直り)。冷や冷やさせちゃってごめんなさいです。こっそり直しましたー。そんなわけで皆さま、裏のチェックもよろしくお願いしますネ。ぺこ。(まるひ)

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