週刊大極宮

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- 第389号 -

2009/3/13

HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ

ほんのちょっとのつもりが

(先週の続き)スタッフから「バイオハザード5」を届けてもらった大沢。昼間の仕事中にもかかわらず「ちょっと5分だけやってみよう」として、気がついたら4時間たっていたらしい(笑)。

燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

『バイオハザード5』

 カプコンさんからありがたくもソフトをいただきましたので、さっそくプレイし1周目をクリアしました。
 今回のバイオはこれまでのバイオとはいささか趣きが異なっており、ほとんど屋外での戦闘が中心。なおかつ戦闘に次ぐ戦闘で、アドベンチャーゲームというよりはアクションゲームに力点をおいた仕上がりの印象。
 全体的には、『バイオハザード』のゲームとしてのテイストが、新しいところに入ったかなぁと思える。屋内、館、扉、謎解き…といったバイオの大きな要素のひとつであったものが、今回の『5』においては少し後ろに下がって、戦争アクションという感じが強い。
 これはまぁ、お好みでしょうが…かつてのバイオを愛する身としては、いささか面食らったりもしたしだいであります。
 で、ひとつだけ苦言を呈させていただくならば……。
 イベント画面でウェスカーが披露するアクションが、ある有名ハリウッド映画のアクションにひじょうに似ていて、これはちょっといただけないかなと…。この作品は同じようにハリウッドで映画化もされているのですから、そういった意味でのプライドというか…そういうものがあれば、あきらかに先行した映画に似てしまうようなアクションシーンは、ちょっと残念な気がいたしました。

 …と、『バイオハザード5』をクリアしつつも、原稿の書きためも進めております。来週はタイへ旅立ち。
 恒例となった“花粉症からの脱出旅行”ですが、今回はオイラの「作家デビュー30周年記念ゴルフコンペ in Thailand」でもあります。大勢の編集者諸君がタイまで来て、オイラと一緒にゴルフをしてくれることになってます。
 最近、このイベントが今のところ一番の楽しみだと言ってくれる編集者がたくさんいて…今のオイラも同じ心境であります。

安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

ゲーム女の生きる道

  皆様、相棒と戦ってますか??

『バイオハザード5』でございます。
<相棒と戦って>は、もしや<相棒と共に戦って>の間違いではないかと思われます?

   否!

 わたくしはシェバと戦ってるんですの。正確には、シェバを動かしているCOMと。
 とっぱじめ、Chapter1−1で、5回ゲームオーバーになりました。『4』でも最初の村の戦闘がシビアでしたから、まあ、敵がわらわら出てきて乱戦になるのはいいんです。
 いいんですけど、5回のうち4回までは、シェバが死んでゲームオーバーだったんです。
 何だよ! と、絶叫。あんたアシュリーより弱くないか??
 処刑マジニが出てきて北側のフェンスが壊れるまでは<COVER>で、広場に出られるようになったら<ASSAULT>で、という指示にしてたんですが、これで2回死に、じゃあ逆にしてみようかと試してみたら、また2回死んだわけです。
 しかも、Chapter1−1で死ぬと、死に際の映像が凄いでしょう。よってたかって鉈で叩き殺されるという……ちょっとここで書いていいのかという映像が出る。あれを5回も観たひには、具合悪くなってその夜はフテ寝してしまいました。
 結局、現状では常に<COVER>で通しています。シェバが何を言ってこようと、「援護するから手を貸して」とか「挟み撃ちにするわよ」とか言ってこようと、敢然と無視。

  いいから黙って<COVER>でついて来い!!

 それでもウロボロス戦とポポカリム戦では、あんた何故そんなとこにいるんだよという動きをされて、苦労しました(-_-;)。
 これはまあ。。。私が下手なんで、クリスがおかしな動きをするからCOMもそうなるという解釈をするべきなのでしょう。
 でも、つい思っちゃう。『5』の醍醐味は、オンラインにしろオフラインにしろ、やっぱり<二人プレイ>にあるんでしょうね。2コンのシェバを、誰かに動かしてもらう。

  それでも私は孤独な単独プレイヤー

 時代の波に逆らい、このまま最後まで頑張るぞ!
 ま、COMのシェバは射撃が正確なので、助かる局面もあります。Chapter3−1以降は、スタンロッドを持たせて、接近戦でとりこぼした敵を確実に仕留めてもらってます。
 □ボタンの<ストンプ>にもお世話になってますが、グラフィックが向上してるので、何かリアルというか生っぽくて。。。けっこうグロいシーンが。『バイオハザード』はグロいゲームだったのだと、今さらのように再認識いたしました。
 現在、Chapter3−3まで終えました。この先は雑誌で情報が出てないし、最速攻略本もここまでなので、自力で先に進むべきか迷っているところでございます。

arrow 厨子王の逆襲 〜 京極夏彦のコーナー

◎今週は◎

 諸事万端、妙に押し詰まっておりまして、なおかつお知らせするような出来ごともありませんのですよ。
「怪0026」(角川書店)
「前巷説百物語」(C★ノベルス版)
「厭な小説」(祥伝社)
「オジいサン・第一回」(中央公論連載)
 あたりが、すべて発射カタパルトに並んでおりまして、秒読み段階。いつでも発射できます。
 ノベルス版「前巷説」は、今回微妙に文字組が変わったので(いつもは同じ)全体の微調整をしました。

 単著ではありませんが、東アジア恠異学会編の「怪異学の技法」(角川書店)もカウントダウン中。というか、点火したかな。

 続いて「新シリーズ第3弾・小説すばる編」ほか、もろもろ進行中です。
 小すばの告知なんかは来週出来るかもしれません。
 そんな具合で、オシリが消し炭のようになっているというのに、これから某所と、某イベントに行きます。 某と某の間が開くので、某収録を某氏や某氏と見学するかもしれません。
 もう、ぼうぼうです。ぼうぼう山ですよ。カチカチ山のタヌキか。

 ではまた来週。

編集者Sのウラ情報

30年目の……

 いま発売中の「本とも」4月号(徳間書店)に「作家生活30周年記念スペシャル」と謳って、大夫と今野敏さんの対談が掲載されております。
 同い年の二人が同時に30周年を迎えるというのは(正確に言うと少し時間差があります)、奇跡に近いものがありますが、それより、長い付き合いの二人にもかかわらず、顔合わせが初めてというのには意外な気がしました。あまりにも近すぎて、組み合わせとして頭に浮かばなかったのでしょうか。それだけに結構ディープに語っておりますので、一読の価値はあります。
 この手の各出版社が出しているいわゆるPR誌、新潮社「波」、文藝春秋「本の話」、角川書店「本の旅人」、集英社「青春と読書」などなど、1部100円〜200円程度と安価ながら新刊のPRも兼ねて、豪華な執筆陣だったりしますし、各社のカラーがでていて楽しめます。機会があれば手に取ってみてください。

まるひの秘書ヒショバナシ報

今週の厨子王原稿メール件名

 大極宮ノ介
 姓は大極、名は宮ノ介ぇ〜!(で、誰?)
 

初の試み、分担抽選

 発送のお知らせだけ先にしました、『南極(人)』サイン本。

裏とはアングル違い

 今回の抽選は、厨子王と二人で分担しました!

「近々、プレゼント用の本をお送りしますので、サインをよろしくお願いします」
「抽選、まるひさんが予定通り三冊選んで、あと二冊はボクが選ぶのでもいいですよ。まるひさんが三冊選び終わったあとに。オマケということで。いひひひひひ」
「いいですねソレ! 今、最終候補者を13人まで絞ってあるんです。そこからワタシが3人選んで、2人を厨子王様に選んでいただきましょうかああああ♪ 当選者3名とは別に、候補者名を列記した紙をつけますねー。 ネタにもなるし、ありがたいっす!!!!! うひひひひひ」

 というようなやりとりが、こっそりとメールで交わされ(で、こうしてネタにもなっているわけで)。
 初の試みである「分担抽選」とあいなりました。
 いやこりゃ画期的かも。今後もちょくちょく「作家本人」に選んでもらおうかと思ったりしています。
 
 さて、来週早々には「Xbox版 バイオハザード5」の抽選・発送をしなくちゃですね。
 こちらもたくさんのご応募、まことにありがとうございます!

ノリノリ編集後記

蟹工船

 先日、中国に行った際、書店に立ち寄りました。8階建てのビルまるごとのかなり大きな書店です。
 入店するとき1階のレジ横で、バッグの類はすべて書店が用意した鍵付きの手提げに入れます。万引き防止ですね。ちなみにレジは1階にしかないので、購入する本はすべて1階まで持ってきて精算します。
 外国文学コーナーには、夏目漱石や太宰治などをはじめ日本文学の書籍もけっこう置いてありました。なかでもいちばん目立っていたのは、渡辺淳一先生の本。本の点数も多く、『鈍感力』の表紙は遠くからでも目につきました。
 でも…いちばん驚いたのは、館内を行き来するエレベーターの内側に貼り付けてあった『蟹工船』。

蟹工船

 中国でも売れているんでしょうか?
 結局、旅の途中で荷物になるので本は買いませんでしたが、字が読めなくても現地の本を買えばよかったなぁと、ちょっと後悔しています。
(花粉症がピーク。鼻水の出過ぎで脱水症状!?…ノリ)

アンケートから

鴨に一票!

◆編集者Sのウラ情報にて
「ネットがあればリアル書店は必要ないよというかもいらっしゃるでしょう。」
 かも(?)
 鴨、加茂、賀茂、カモ???

・ご指摘ありがとうございます。コッソリ修正しましたー。(まるひ)

- 第389号 - 2009/3/13