週刊大極宮

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- 第354号 -

2008/6/20

HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ

2008/6/20 午前3時39分 from 厨子王

 ヨーコ宛に例のアレについての指摘メールが。そんな時間に裏大極宮読んでるっすか!?

燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

無事に…

 ダイエット合宿を終えて帰ってまいりました。しかし成果のほどは、いつもより1キロぐらい絞りきれなかった感じ。なので戻ってからもウォーキングを続ける日々です。
 とはいえ…(オイラにしては)早起きをしてウォーキング、筋トレをする毎日を送ることで体調は良くなり、ヤセる効果はそれほど得られなくとも精神的、肉体的によろしいのではないかと思ってます。
 ただし問題は、夜中の12時を過ぎるとてきめんに眠くなること。夜遊びの方がいささか少なくなって…。まあ、これも考えてみれば肉体的にもお財布的にもよろしいんではないかという話になるわけですが…。
 ってなことを言ってても、おそらく一ヶ月もすればもとの暮らしに戻ってしまうのであろうなぁ。来週からは文学賞のパーティーが3つほど連続してるし…。

安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

ゲーム女の生きる道

 攻略ガイドブックが出てこない限り先へ進めないのはわかっているのですが、それでもちょっと動かしてみましたスネークを。
 白状しますと、『3』のときは、ジャングルだ虫だ蛙だ蛇だというだけで逃げドリになり、早々に挫折してしまったのですが、今回はだいじょぶそうであります(^^;)。
 で、です。
 近未来の戦争を真正面から考えるというお題で、小説をひとつ、超お薦めいたしたく♪
 2007年のナンバーワンSFですから、もう読んでおられる方が多いと思いますが、万が一未読の『メタルギア』ファンの方には、ぜひぜひm(_ _)m

 伊藤計劃さんの『虐殺器官』(早川書房)

 徹夜本ですので、この週末にどうぞ♪
 この作品を拝読し、宮部はしみじみと思いました。
 フィクションを語る媒体として、もちろんテレビゲームは凄いんですが……。

   小説も、やっぱり凄いなあと(^o^)♪
 

arrow 厨子王の逆襲 〜 京極夏彦のコーナー

◎今週の解説など◎

 何だかこの頃鬼太郎と怪談の話ばかりしたり書いたりしているような気がするんですが。

 既に告知されておりますとおり、『てのひら怪談』(ポプラ文庫)の解説を書かせていただいております。
 で、ついに文庫版も完結しました『新耳袋 現代百物語・第十夜』(角川文庫)の解説も担当させていただきました。

 ご承知のとおり、『てのひら怪談』は毎夏ウェブ上で行われておりますbk1怪談大賞(東雅夫・加門七海・福澤徹三の三氏が選考する一般公募の賞)に応募された作品をまとめたものです。
 先日ホラー大賞短編賞を受賞された田辺青蛙さんや、昨年の幽怪談文学賞大賞受賞者の黒史郎君などの、受賞前の作品が収録されていたりもします。
 ボーナストラック(新作)の収録もあるので、親本をお持ちの方も、どうぞ。
 また、シリーズ三作目にあたる『てのひら怪談 百怪繚乱篇』(ポプラ社)も好評発売中。合わせてどうぞ。

 また、何かと縁のある「しんみみ」ですが、この十夜でいよいよ完結。
 長かったような、あっという間だったような。
 著者のかたわれ木原浩勝さんは、幽ブックスから『隣之怪 蔵の中』(メディアファクトリー)を上梓され、角川書店では『九十九怪談』シリーズ(西浦和也さんとの共著)がスタンバイ中。
 一方の中山市朗さんも、何やらエライ企画を進行中。こちらも何だかすごそうです、はい。

 そんな訳で、なぜか怪談を書かないというのに怪談の解説ばかりという、申し訳ないような。

◎最近の幽など◎

 あ、「しんみみ」といえば『しんみみぶくろ5 幽霊学級』(メディアファクトリー)も、間もなく発売。今回の担当は、文/村上健司君、絵/JINCOさん。大人の方もぜひどうぞ。
 それから『幽 9号』(メディアファクトリー)も校了した模様。
 怪談じゃなく、「幽談」というのを書かせていただきました、今回も。
 この「幽談」は、書き下ろし三作を加えて、ずばり『幽談』という本になる予定。発売は来月あたりでしょう(よくわかっていない自分)。

 そんな中、WEB幽で行われてます「投稿怪談」ですが、何でも今年のイベントで優秀作品を朗読するようです。誰が? 僕がですか。うはー(←編集Rの真似)。
 イベントの詳細は、いずれ。

 鬼太郎関係も、講談社から『鬼太郎マガジン』が出ているほか、墓場関係のムックも進行中。
 で、『墓場鬼太郎』DVDも、スゴイ売れようでございまして。もうすぐ三巻目が出ます。お楽しみに。

 夏が近いのですねえ。
 

◎最近の怪など◎

 そんなわけで、『怪vol.0025』も、いよいよ大詰めです。
 ウラで僕に肩を揉ませて威張っている工作員Oも、すでに壊れ気味。不沈空母Uさんも、沈み気味ですが(重くて)、雑誌は順調にでき上がっております。
 これから表紙をやらなくちゃいけないわけですが。「西巷説百物語」は脱稿しました。
 怪ブックスの方は、村上健司君の文庫『日本妖怪散歩(仮)』(情報刷新の妖怪探訪ガイド最新版)も、鋭意執筆中の模様です。旅する妖怪モノは必携です。

 角川文庫といえば。
 オモテの告知にもありますとおり、『覘き小平次』『妖怪大談義』が出ます。
 野生時代の告知では先月発売になってたり、ダ・ヴィンチの今月の文庫新刊情報に抜けてたりして「いったいどうなのよ」的な『覘き小平次』ですが、大極宮の告知どおりです、はい。
 こちらは、宇月原晴明さんが、力のこもった解説を寄せてくださいました。
 また『妖怪大談義』の方は、ボーナストラックとして尾上菊之助さんとの対談を追加収録。「ダ・ヴィンチ/幽」の両方に分裁された対談を再編集した最終版です。
 ちなみにこの二冊、通常の荒井良さん製作の「張り子」表紙のタイプと、そうでないタイプの二種類のカバーで発売されます。
 なぜかというと。
 

◎今月の編集長など◎

 なんですね、僕が。いや、正確には来月なのかしら。六月二十五日から一箇月、東野圭吾さんに続く三人目の月替わり角川文庫編集長です
 でもって、過去の角川文庫から六冊ほどチョイスして復刊したりしているわけで。ええ、どれも名作ぞろいです。

 どうせ復刊するならということで、僕の既刊文庫(『嗤う伊右衛門』『巷説百物語』『続巷説百物語』『後巷説百物語』)と新刊二冊、計十二冊をフェア期間中は同じ装丁にしてみようということになったわけですね。
 復刊六冊についての詳しいことは「野性時代」や「本の旅人」なんかに載っておりますので、そちらをどうぞ。

 ただ、ひとつだけ気になるのがですね。
 チョイスした六冊の中に高木彬光先生の『大東京四谷怪談』を取り上げてさせていただいたわけですが、
 この作品についてのコメントが、メディアによっては「ミステリじゃないぞ」的な要約になっちゃってるんですね。
 ……ミステリです。
 本来は「ミステリとして読まなくても充分に面白いはずです」というようなニュアンスの発言だったのですが、短くまとめられた際、「ミステリではありません」という表現になっちゃったわけです。
 オビの惹句も「トリックなんかなくても面白い」という感じの文になってまして。
 いえ、この作品は墨野隴人シリーズの第三作、立派なミステリです。はい。
 誤解をまねくような要約を見逃してしまいまして、高木ファンのみなさま、まことに申し訳ありませんでした。
 この場を借りまして、釈明させていただきます。

 とはいうものの、どうであれ読んでオモシロイことは確かです。

編集者Sのウラ情報

完敗……

 以前、「大極宮フェア2008」の読者プレゼント用ホワイトブックの制作進行中、と書いた気が。嘘は無かったんですよ。作家をこきつかってサインを貰い、もうひとつオマケを作ってと順調で、今月中には発送と思ってたんですよ。ところが。思わぬ難敵が。
 それは。○リー・○ッター。最終巻が7月23日に発売、初版が180万部ということで製本会社が大変なことになっているらしいのです。もちろんこれだけの部数になると製本所も何箇所かに分散されているはずですがそれにしても。これからのひと月ほどは文庫などの定期刊行物以外の製本は後回しにされるんでしょうな。ただ出版社の方も強敵登場にあわせ新刊をおさえるという動きもありますが。売場の大部分が埋め尽くされてしまいますから最初から不戦敗というわけですね。
 そんなわけでホワイトブックも完敗でした。

まるひの秘書ヒショバナシ報

今週の厨子王原稿メール件名

 大極宮チェーンソービギニング
 またなんというぶっそうなタイトルーーー!
 映画のサイト行ってみたんですけど、あまりに恐ろしくてすぐ閉じちゃいました。そのとき聴いてたOpethの新譜も、戦慄度アップの要因かしら(すんごい怖い曲がちょうどかかってたのです…)。
 

そんなわけで

 ホワイトブックは製本の遅れで発送も遅れるということですな。
 コチラの発送準備は抜かりなく進行してるんですけどねー。ええ、スタッフで手分けして、宛名ラベル作成用の住所入力を何十人かぶんずつやりました。応募ハガキに書き添えられているさまざまなコメントに、嬉しくなったり笑ったり癒されたり。楽しい作業だったです♪

ノリノリ編集後記

薬師寺展

 もう公開は終わってますが…行ってきました。ずいぶん並びましたよ。

並びました

 上野駅構内では30分待ちの表示だったのが、博物館にたどり着いたときには50分待ち。列に並んで実際には入れたのは60分後。館内は入場制限をしているとはいえものすごい人、人、人。でっ、出てきたときは80分待ちの表示になってました。菩薩様、大人気です。
 以前奈良に行ったとき、たまたま薬師寺境内は観光客ゼロの状態で、じっくり静かに好きなだけ見学できたのですが…まさかこんな状態でまた菩薩様にお目にかかるとは思いもしませんでした。覚悟していましたが…ヘットヘトになりました。
 そんななか、並んでいるときにありがたかったことがひとつ。

無料給水所

 無料給水所です。ガンガンに晴れてて、飲み物を持っていなかったのでほんとにたすかりました。他にも日傘の無料貸し出しもありましたし…最近はこんなサービスがあるんですねぇ。これならご年配の方でも安心でしょう。
(惜しい! ウインプログレス掲示板まであと一歩…ノリ)

アンケートから

うひっ!

◆見つけました! いつも見てるだけで全然探しだせなかったですが、遂に発見しました!!
 厨子王の
>差し迫って押しまって泣きそうな「怪」の座談会など
「押しせまって」の間違いですよね?
 うひっ!

・発見おめでとうございます〜♪ コッソリ直しましたよー。うひっ!(まるひ)
 

はがすんだってば

◆ブログで鏡についてかいてらっしゃいましたが、あれは鏡面保護のために青いフィルムがついてるんですよ! はがせば、普通の小さな可愛い鏡です。
 フィルムが取りにくいので、勘違いされたのかもしれませんが……捨てたなんて!
 ちなみに××××(都合により伏せ字にさせていただきました)のおまけですね。

◆裏大極宮にてヨーコさんがもらったけれど捨ててしまった青っぽくて不吉な感じの鏡ですが、実は青い保護シートが鏡に張ってありますよ。
 それをペロリとめくると、とても使いやすいサイズの手鏡に。
 意外にはがれにくいのが難点ですが…
 さかさまつげ常習者の私にはその手鏡、とても重宝しております。

・ご指摘ありがとうございます〜。鏡の顛末は裏大極宮に書きました。青いシートは、やっぱりはがしにくかったです。わはは。
 あ、捨てたのはヨーコちゃんじゃなくて私でございます。テヘ。(まるひ)

- 第354号 - 2008/6/20