Back logo


 第26号へ 第27号 2001.9.21 第28号へ 
 最新号へ    


▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王

▼まるひ ▼編集者S ▼ノリノリ ▼アンケートから

■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ 

◆サイン会で大極宮ファンに「山椒大夫と書いてください」と求められた
大沢・山椒大夫。「椒」の漢字がわからず、その場に居合わせた関係者に
書店内においてある辞書を引かせようとしたらしい。プププ・・・
(結局ノリノリがもっていた更新用の原稿内に山椒大夫の記述があり、
それを見てサインしたとか。チャンチャン)

 
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

◆脱稿!
Jフォンで連載している『未来形J』の原稿を書き終えた。
いずれ本になる予定。

◆雑居ビル火災…
歌舞伎町の火災事故に関して、マスコミ各社からコメントを求められた。
そのほとんどはお断りしたのだが……
盛り場は"危険な場所"ということが大前提にあると思う。

◆当たり年?
今年は台風の当たり年になるのか? ところで…
台風で海がシケた後は潮に濁りが入り、魚は食い気が増す。
だから、堤防や磯からの“黒鯛”釣りはチャンスとなる。
船釣りにハマる前はよく行ったものだ。(締切り直前に脱け出したことも。
そのとき留守電に吹き込まれていた"鮫番担当W氏"の声が冷たく
怖かったことといったら…)
久しぶりに竿を出してみたくなった。
(締切りは守りますよっ!)

◆『闇先案内人』発売!
直木賞受賞後に『別冊文藝春秋』で連載が始まり……
ナ、ナ、ナント! 八年を費やした作品!!
久しぶりにシリーズものではない≠ニいうこともあるのか、新聞や
週刊誌など…ずいぶんと取材が多い。
9月は、講演会とサイン会も二回ずつあるので、あっという間に過ぎて
しまう気がする。

▲TOP
■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

◆アメリカの…
あの大惨事で、テレビから目が離せません。
怖い…。

◆ドリームバスター
e-NOVELSで連載していた『ドリームバスター』が、11月に本になることに
なりました。
全体の話はとても長くなりそうで…完結するのはまだまだ先の予定です。
だから、今回は“第1巻”ということになります。

◆『R.P.G.』こぼれ話(その3)
最新刊『R.P.G.』は文庫書き下ろしなので、ハードカバーがありません。
ですから、個人的にハードカバーの特装本を数冊つくろうと思っています。
完成したら、当ホームページでプレゼント!
な〜んて考えております。お楽しみに!

◆今週のゲーム女のひと言
道を歩いていて、あるゲームキャラの小さなお人形を拾いました。
携帯ストラップから落ちたものであるらしい。
机の上に飾りました。

▲TOP
■さまよう厨子王 〜 京極夏彦のコーナー

◆文庫。
鉄鼠。発売。厚い。(他にコメントなし)あ、講談社文庫。

◆怪談。
打ち合わせのため東雅夫さん、木原浩勝さんが降臨。
濃い話をしましたな(一部『ダ・ヴィンチ』誌上に掲載されるとか)。
移動時間がとれない私が悪いのですが、私の書斎はすっかり怪談会議室。
わざわざおいでいただき恐縮の嵐。
思い起こせば……デビュー間もなくの頃、喫茶店で東さんに「幻想文学」の
インタビューを受けたときは緊張してましたなあ。
何しろ「あの」東様ですから。
固まってしまって何を喋ったかよく覚えていません。
なんやかやでご一緒に仕事をさせていただくようになり、頻繁に打ち合わせ
やら対談やらを(しかも自分の書斎で)していただくようになって、さすがに
緊張はしなくなりましたが……未だに何を喋ったかよく覚えていません
(おいおい)。

◆必殺。
CS「スカイパーフェクTV」では4つのチャンネルで必殺シリーズを放映して
います。
で、それをまとめて宣伝しようという番組が放映されます(9/19〜30、
スカパー! プロモチャンネル/無料)。
で、例によって私はナレーターに……。ついでに編集もしろって、いつもの
パターンだなァ。
人呼んで『プロスペ21必殺大特集 中村主水を斬る』。
30分だから「大」特集でもないですし、別になんかを斬ったりもしないんです
が、ファンには嬉しい濃厚な内容でしょうかね。もっとも本編映像は使って
なくて、インタビュー中心なんですが……フッフッフ。お楽しみ。

◆妖怪。
「国際日本文化研究センター小松和彦班日本における怪異怪談文化の
成立と変遷に関する学際的研究」(長い……笑)、通称「妖怪研究会」
(短い……笑)が第一段階の終了を迎えてはや半年。
月日のたつのは早いものだなあと縁側で茶をすする隠居のような心持ちで
いたらあなた(誰に話してるんだ?)。
締め切りじゃないよ論文の。うっひゃー、締め切りがあると月日のたつのは
もっともっと、もんの凄く早いぞ!
ただ枚数が多くなるので部分掲載するしかないかなと。そこが救い。

◆文庫2
ついに……『嗤う伊右衛門』が文庫に。詳細は後日。

▲TOP
■まるひの秘書ヒショバナシ

大沢オフィス始まって以来、初めて2週間もぶっ続けに仕事をお休み
させていただきました。
夕方から久しぶりに事務所に出てきて更新作業やってるですが、なんと
いいますかその、カラダもココロも思いっきりなまっております・・・むぅ。
というわけで、今週は写真関係のコーナーがないという、手抜き更新です。
申し訳ございませんです。ぺこぺこ。
三連休が明けたらリハビリに励まねばっ!

▲TOP
■編集者Sのウラ情報

銀座で行われた『闇先案内人』のサイン会へ行ってきた。
銀座という場所柄か、夜のオネーさんが多かったのは山椒大夫の日頃の
営業のおかげか。
さてアメリカのテロ事件、出版業界特に雑誌系は大変な騒ぎになっている。
おそらく特別体制をとっているだろう。
それはさておき事件が起きると、「映画のよう」とか「まるで小説のよう」とか
言われてきた。作家の想像力の方が現実の先をいっているはずだった。
作家が突飛なアイデアをだすと編集者はこういう。「リアリティがない」と。
あのような事件を目の当たりにすると小説的リアリティは現実を超えられ
なくなるのではないかという思いが頭をかすめる。
もちろんあの事件はトム・クランシーの小説そっくりという話もある。
でもだれが一挙に4機もハイジャックできるなんて考えただろう。
何人もの人間が小型とはいえ次々に厳重なチェック(ここに思いこみが
あったのかもしれないが)をかいくぐって武器を持ち込めるなんて。
こんな小説のアイデア出されていたらリアリティがないよと言ってたの
かな。(S)

▲TOP
■ノリノリ編集後記

歌舞伎町の雑居ビル火災、あいつぐ台風上陸、日本初の狂牛病…
ああ恐ろしやと思っていたら、海の向こうではとんでもないことが!
テロと呼ぶにはデカすぎる規模だ。
来年、日本と韓国で開かれるワールドカップはヤバイぞっ!
アメリカの報復に加勢した国の試合開場には……!!
フーリガンどころの比じゃないよぉ。試合はテレビで観るにかぎるな…とは
思っていません。
(W杯チケットに、あらゆる手段で40通も応募してハズレまくりの…ノリ)

▲TOP
■アンケートから はスタッフのコメントです)

◆今日DVDの「怪」が届きました!! 待ちに待ってたのでとっても
嬉しいです! 主人が仕事から帰ってきたら一緒に見ようと思って
ましたが、我慢できそうもないので先に見ちゃいます。ぐふふ。
梱包もとても丁寧にされていて、すごく好感が持てました。
大事に扱ってくれてるんだなぁと嬉しく感じながら開封しました。
ただ、京極先生のサイン入り御札が無かったのがちょっと…だいぶ…
すんごく残念でした。クジ運ないのかな、私…はぅぅ。
サイン入り御札がなかったことをハズレだとは思わないで下さい。
御札はすべて京極さんの"御祓済"です。(ノリ)

◆「怪」DVD届きました〜。とても早く送っていただいてびっくりしました。
ありがとうございます〜。お札入ってました。はいはい10枚とも同じ
お札でした。京極なんて字はみあたりませんでした。いーんです、
いーんです。お札いただけるだけで。(;_;)パソコンに貼ります。
 残りは9枚…。又市のように投げてみることも忘れずに!(ノリ)

◆怪DVD届きました。有難うございます!
あ、あ、あ、あ、当たり!当たってしまいました〜!
私は一人暮らしなので会社に送って頂くようお願いしたのですが
思わず人目もきにせず「きゃ〜!!!うそっっ!!」と絶叫して
しまいました〜! 本当にどうもありがとうございます(泣)
ああ、一生の運を使い果たしていたらどうしよう〜と思いつつ、本当に
嬉しかったです! レプリカも凄い精巧で、これが…としみじみ手にとって
眺めさせて頂きました。
これからも大極宮は勿論、通販もとても楽しみにしております。
おめでとうございます! かなりの幸運です。一生の運を使い果たした
可能性は……十分あります。(ノリ)

◆「大極宮書店」商品は期間限定なのですか?
常駐商品もあるとよいと思いました。
一読者としてはとてもうれしいです。
今は在庫を抱えることを避けるため、期間を限定して予約を取り、販売元に
発注するシステムをとっております。(そのため、発送までに時間がかかって
しまうのですが…)常時扱っている商品があればいいとは考えています。(ノリ)

◆できれば3人の作家さんの本がすべて大極宮書店で買えればなぁ
と思いますが・・・。どうなんでしょうか?
そうしたいところですが、点数が多すぎて……。
『大極宮書店』の敷地は、机ひとつ…なのです。店員も一人なのです。
ですから梱包するのも大変です。自宅や車ですることも…。
今は勘弁して下さい。(ノリ)

◆新刊の紹介の画面で、表紙の写真だけでなく、内容を少し載せて
もらえるといいと思います。
できれば、作者の先生の一言PRのようなのが希望です。
とりあえず…本の表紙や帯に書いてあるものを載せてみました。(ノリ)


▲TOP

 第26号へ 大極宮トップページに戻る 第28号へ 
 最新号へ  
大極宮トップページへ戻る