週刊大極宮バックナンバー

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- 第390号 - 2009/03/20
HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ
  • 横目でチラ見のつもりが
 WBC キューバ戦のおかげで、昼間ほとんど仕事にならなかった(をいをい)クマキチとまるひ。 その二人に冷ややかなマナザシを向けていたのはオーツカ・ハル。

過去の大極宮へ
燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー  
  • ただ今……
 タイ旅行中です。
安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー  
  • ゲーム女の生きる道
 意外と……進めたのです。
『バイオハザード5』。自分でも信じられませんが、ガイドブックなしで迷子にもならずにラスボス戦までたどりつけたのです。

  そこで負けました(^^;)。

 とうとう外見まで人間じゃなくなっちゃった<あの方>と戦うとき、弱点を狙うために、今度こそ挟み撃ちにしてやろうとシェバを<アサルト>にすると、死んじゃうんだよねえ。。。
 ま、しょうがない。どこかで上手な倒し方を教えてもらえるまで待ちます。
 ところで、これは例によって私の単純な錯覚かもしれないんですが、『5』のクリス、めっちゃめちゃマッスルになっちゃったせいか、『4』のレオンより足が遅くないですか? 走ってると、なんか「重いな〜」と感じるのです。『ベロニカ』のときに比べると、小回りがきかないような。装備のせいかしら??

 さて。
『5』のクリアをあっさり諦めることができたのには、理由がありまして。
 出たんですね〜♪ 『ティアクライス』のパーフェクトガイドブックが。
 コナミさんからご恵送いただきました。ありがとうございます♪

  今度こそ108星エンディングだぞ〜(^o^)

 協力攻撃も、気づかなかった組み合わせがけっこうありました。
「オヤジ攻撃」は盲点だったなあ! いい組み合わせですね。
 実はわたくし、<煙のごとく上る者>のツァウベルン様(やんごとなき変人)のファンなのですが、バトルでは意外と地味なキャラで(神行法を持ってるけどね)、ザコ戦にしか使ってなかったんです。でも、この方にも協力攻撃があったんですね〜。嬉しい♪ そうか、相方はチェインだったんだ。一緒にパーティに入れると喜ぶので、ユラだとばっかり思って試してみたけどバツだったんで、それきりになっていました。
 魔法使いでは、スフィールとヒナがお気に入りです。ヒナ姫は可愛い♪ けど戦闘時の気合いは凄いですね(^^;) 今回、魔導士系キャラはどんな美少女でも雄叫びをあげて魔法を使うので、それぞれ見モノであります。
 雪女のスフィールは、勝ったときの「うふふ」という含み笑いが、最初のうちはかなり怖かった。思わずまわりを見ちゃったりして。でも彼女の、本拠地での最終盤の台詞、「雪、おいしいって。飲み物に入れるとおいしいって」
 これが泣けました。正体は何者なのかしら。実はドガじいさんの娘ってことは……ないんですよね。
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  • ◎今週の恠異学会◎
 ずいぶんと時間がかかりましたが、東アジア恠異学会の三冊目の本がようやく刊行の運びとなりました。
『怪異学の可能性』(角川書店)。
 執筆者は、榎村寛之さん、大江篤さん、木場貴俊くん、久禮旦雄くん、黒川正剛さん、高谷知佳さん、戸田靖久さん、永原順子さん、西山克代表、山田雄司さん、そしてわたし。
 第一部・律令国家の形成と「フシギ」の認識史、第二部・中世 多元化する国家・社会と「フシギ」展開史、第三部・近世社会と怪異ー近代に至る道筋を探す、と、それぞれのエキスパートによる古代→近代「怪異」通史の体裁になっております。
 わたし一人が門外漢でありまして、汗顔の至り。しかも実は。この本に寄稿したテキストを脱稿しましたのは一昨年の年末。ずいぶん時間が経ってしまっているので、なんだかいろいろ書き換えたかったわけですが、そこはぐっと堪えてみました。
 この手の本では画期的な定価3000円。でも中身はずしりと読みごたえがございます。
 どなたさまも、ぜひ御一読を。

  • ◎今週の怪◎
    •  すでに次号のプロジェクトがスタートです。
       最新号『怪0026』は、四月発売です。
       
      • ◎今週の怪談◎
       すでに中山市朗さん伊藤三巳華さんなどのブログで紹介されておりますが、某日「しょこりータ」(テレビ東京系)というテレビ番組の公開録画が行われたわけです。ええ、寝子さんで文車妖妃の中川翔子さんの番組ですね。
       これが、怪談語りのトーナメントという企画。
       ジャッジだった東雅夫幽編集長がどたキャン(!)されちゃうなど(観客投票制になったためと思われますが)、まあドタバタとしておったわけでありますが。
       聞けば、まあ黒史郎くんも水沫流人さんもひやかしに行くというし、何だか知らないけど田辺青蛙も出る(出る!)というので、その日丁度東京にいて、しかもその後の予定が決まっていたワタシも鑑賞させていただく運びになりました。実はワタシにもジャッジのお話しはきていたようなのですが、そりゃ丁寧にお断りしていたわけで。で、編集(モンゴル)Rによれば、東さんも見届けに来ますということでもあったので、それではと都内某ホールへ。
       行けば行ったで、勝山海百合さんや長島槙子さんもいらっしゃいまして。もちろん出演される中山さん、伊藤さん、そして安曇潤平さんもいらっしゃいました。
       でもって芸能人の部は島田秀平さん、ヴィンテージ・のぶさん、ロフト以来久し振りの松嶋初音さんも。前回大活躍だった、ファンキー中村さん、星野しずくさん、そして後見として山口敏太郎さんもいらっしゃってました。
       一般代表はとうもろこしの会の吉田悠軌さん。以前ご紹介した吉祥寺の幽霊居酒屋で定期的に怪談会などを開かれていらしゃるそうで、『てのひら怪談』参加者でもあるとか。
       なんだかもう、「何か」の坩堝ですよ。

      出演しない人達の記念写真

       これは珍しい、出演しない人達の記念写真。なんなんだろう。

       でもって人前でしゃべるのがダメだとぶつぶついっている田辺をからかう黒史郎。
       なら引き受けなきゃいいじゃんとツッコむ東編集長。
       だって恥ずかしいですよという田辺。つうか、コスプレはいいのか。いいんだそうです。
       で、そこは作劇塾の代表である中山市朗さん、ツボやらコツやらをあれこれ伝授。サスガです。親切です。
       というか、僕ら外野がテキトーに授けたいいかげんなコツまで一応のみこむ田辺。
       と、こんなあれこれも、待ちが長かったせいですね。うーん、テレビの場合はこんなもんです。いつだってゴタゴタですからね。

       でもって開始。
       みなさん、オリジナルのプロモ映像でドーンとご登場。これが、まあ結構ウチワには受けました。
       しかし怪談語りの方はどなたも巧みなもんでございまして、こういうイベントはありだよねと思った次第。
       芸能人組はこれもサスガに安定した語り口でしたし、松嶋さんの木原浩勝仕込み語り(笑)もイイ感じ。
       ファンキーさん、星野さんも、もはや熟練の芸に。吉田さんも語り慣れているうえ、一般代表のくせにキャラが立ちすぎ。
       心配のタネだった田辺も、たぶん普段よりちゃんとしゃべって……というか、中々よく出来たかも。
       安曇さんも堂々とした山の怪談を語られました。で、伊藤さんは舞台上では手慣れたものでございましたが、その後いろいろ大変でした(笑)。
       幻妖ブックブログにあるとおり、何が大変だったかはナイショ。
       
      • ◎今週の妖・怪談義◎
       そのまんま、引き続きという話で。
       木原浩勝・化野燐のとりあわせで回を重ねて参りましたロフトプラスワンの「妖・怪談義」。実は今回で化野さんが成仏……もとい。卒業。
       と、いうわけで初期のシークレットレギュラー(それはシークレットじゃない!)であったワタシや、過去に何度も登壇している黒史郎くんも呼ばれていたというわけですね。
       で、ここは水沫さんも登壇してもらおうということになりまして、同じく談義ではおなじみの東さんともども四人でロフトへ移動。
       会場には村上健司くん、多田克巳さん、東亮太くん、石上茉莉さん、門賀美央子さん、東雲騎人くんほか、見慣れた顔がずらり。
       妖怪推進委員会の店長、松野くらさん、コンセイナイトの五所川原・宮本コンビ、それから編集(モンゴル)Rに田辺まで。
       常連客の某アニメ監督や某マンガ家さん、それからお初にお目にかかる某妖怪マンガの作者のかたほか、もうこっちも坩堝。「何か」の。
       それから、↑でご紹介した恠異学会ご一同さまもご来臨。榎村先生や久禮くんは壇上にも登ってくださいました。
       で、ひさしぶりに妖怪プロジェクトさん達にもお会いしました。
       すごい顔触れだなあ。
       まあ、ついでになんか金色の宇宙人みたいな牛っぽい人に(太秦以来半年振りに)首しめられましたが。

       それだけの人数ですから、まあ一人何分も出番はないかと思っていたわけですが、まあ思いのほかいろんなもんが長引いたようで、残念ながら全員の登壇はかなわなかったわけですが、それだけ集まるのも珍しいからなあ。オモシロカッタです。
       ラスト、木原さんから花束を受け取る化野さん。これで成仏……じゃない、卒業だ。
       ちなみに、イベント自体は木原さんオンリーで続けられるそうです。
       また、化野さんの新しい連作小説が次号の「怪」からスタートします。
       お楽しみに。

      • ◎今週の新シリーズシリーズ◎
        •  ええ、死ねばいいのに、オジいさん、と続きましたこの新シリーズシリーズですが、次は「小説すばる」でございます。題しまして。

          虚言少年

           ははははは。どんな小説じゃ。
           また来週。
編集者Sのウラ情報  
  • 出発
 本日(19日)から、大夫に同行してまたまたタイ旅行です。
 今回は、先週本人も書いておりますが1979年小説推理新人賞でデビューして今年が30周年ということで、それを記念してお世話なった編集者の方々との懇親ツアーです。わたしはツアコンのようなものです。詳しいことは次回更新で本人が報告するでしょうからお楽しみに。
まるひの秘書ヒショバナシ  
  • 今週の厨子王原稿メール件名
 大極宮天下御免
 御免御免御免(謎)。
 
  • 春を告げる花
 
ハクモクレン

 最寄り駅からオフィスに向かう道すがら、ぽつんと1本だけあるハクモクレン。
 この花が咲くと「ああ春が来たんだなあ」と、毎年しみじみ思います。(ヨーコちゃん&ノリノリ花粉症組には、ユウウツ度を加速させるだけかもしれませんけど)
 東京では、冬用のぶ厚いコートが要らなくなりました。肩が軽くなってイイ気分ですね。
 
  • 連休なので
 いつもより早めの更新です。
 私は3月22日(日)に、"人間椅子"のライブに行ってきます! 行ってきます!(気合いじゅうぶん)
ノリノリ編集後記  
  • WBC
“侍ジャパン”、連日盛り上がってますね。とりあえず…本日、キューバに勝って決勝トーナメントに進んでくれたので、楽しみが残ってうれしいです。
 にしても…明日も韓国と順位決定戦なんですよねぇ。ちょっと飽きてきた気もしますが、意地のぶつかり合いで、きっと消化試合ではない雰囲気になることでしょう。
 これだけ盛り上がる日韓戦。他のスポーツでもどんどん定期戦をするべきだと思います。しばらく中断していたサッカーは、今年の秋に復活するようですが、毎月何かしらの競技で戦ってほしいです。どんな競技でも、世界に挑むにはまず日韓で切磋琢磨するのが必要な気がします。
(巷では韓国旅行が流行ってますね…ノリ)
アンケートから  
  • あ、見えちゃいましたか……
◆ 南極(人)、裏で見た感じじゃうちの郵便番号はない!
・゜・(つД`)・゜・ ウェ―ン
 次こそは! 次こそは当てて見せますぞ!!

・当たるほうがオカシイ倍率ですぞ! でもその意気で、次回もぜひご応募くださいませね〜。(まるひ)
 
  • いえいえ、とってもありがたいです〜♪
◆裏blogに誤字発見、なのでお知らせに来ました。
 3/11のまるひさんのカツ丼の話の、
「ちょっとウトウト横になったあげく、5分ほど遅刻してしま《し》ました。」
 です。
 小さなことに目くじらを立ててしまうことをお許しあれ。

・小さくても大きくても、間違いは間違い。お知らせありがとうございます助かりますー。コッソリ直しました♪(まるひ)

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