週刊大極宮
第337号
2008.2.22

この『週刊大極宮』では、三人の作家の近況やぼやき、
スタッフによる裏話など
公式ページならでは? のナマナマしい情報を
(なるべく)毎週お届けしていきます!

大極宮 大極宮2 大極宮3 コゼニ好きの野望篇
『大極宮』、『大極宮2』、『大極宮3』(ともに角川文庫)も
よろしくお願いします♪

■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ

◆「大極宮」が七周年を迎え、大きく変わろうとしているらしい…。新装開店!?

 
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

◆とくに…
 どうと言うわけではないのだが、今週は出入りの多い一週間でした。ここで報告するようなことはないのだけれど…某社の人と会食をしたり、某作家と来週の某パーティーの打ち合わせをしたり、某団体でスピーチをしたりと、出かける機会が続いたわけです。
 そんな週の半ばぐらいから、だんだん暖かくなるにつれて花粉症の症状が出る人がまわりに多くなってきた。でも、なぜか今のところオイラは気配なし。油断しているとそのうちドカンとくるような気もするが、このまま…このまま…過ぎてくれれば嬉しいなぁ。
 まあ、慌ただしくもあり平和でもありという感じで、お酒の量は若干増え気味かな……。

 
■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

◆ゲーム女の生きる道
  あれ?

 テーブルマウンテンをクリアしちゃいました(^^;)。

 87回目のチャレンジでした。
 なぜ!(^^)!ではなく(^^;)なのかと言えば、そのつもりじゃなかったからなのですよ。てっきりゲームオーバーになるとばかり思っていました。
 地下水脈の村と、テーブルマウンテンの上階を、落とし穴を使って行ったり来たりして、お店に「やまびこの楯」「地雷ナバリの楯」が出るのを待ってたんです。落とし穴は、アリものを使える場合もあれば、カラクロイドの肉が役立つ場合もあり、また、ブフーの杖をよく拾ったので……。プレイ時間で8時間ぐらい、そんなことをしてたでしょうか。
 で、2種類の楯が売りに出たので(しかもトドの壷を持ってたから、無料♪)、倉庫の壷で送り、やれやれこれで安心、ちょっと上に行って、進めるところまで進んでみるかねぇ、なんて気持ちで出かけたのでした。
 剣はドラゴンキラーの+4、楯はバトルカウンターでした。予備の武器です。メッキもなし。メインの合成武器は、育てに育てて預かり場に置いたままでした。
 あれれ??
 まあ、背中の壷を2つ持ってたし、鬼門の「ムゲン幽谷」はエーテルデビルの肉でスルーできたし、その上のフロアには私の苦手なオヤジ戦車が出てこないし、うろうろしてるうちにシレンのステータスが上がりきってたし(HP250、力は15、満腹度は200)――と、たまたま好条件が揃ってたんですかね。楯がバトルカウンターだったというのもラッキーでしたか。ラスボス戦で、お供モンスターのがいこつ魔王におにぎりにされつつも、負けませんでした。
 嬉しいような、気抜けしたような。
「食神のほこら」「掛軸裏の洞窟」には、アイテム持ち込みできませんものね?
 やっと買った(んじゃなくてトドに盗んでもらったんだけど)「やまびこの楯」と「地雷ナバリの楯」は、どうしましょ。
 ま、合成して、今度こそ完璧装備でもういっぺん「太陽の大地」へ――行っても、ねぇ。
 強いシレンでテーブルマウンテン2周目に入れるのは、「フェイの最終問題」までクリアしてからのことになるんですよね?
 あれれれ???
「ジェノサイドの巻物」も、2つも倉庫に入れてあるのに……。
 何か寂しいなぁ。
 DS版もやろうっと(^^)♪

 
■厨子王の逆襲 〜京極夏彦のコーナー

◎今週の怪ラヂヲ
 ゲストは、すでに告知されている通り安寿姫。
 よく通りかかるようです。
 で、何を話したかというと、マゲを結った人たちが斬り合ったりする劇のお話。
 むっふっふ。
 お主もワルよのう。

◆そんな収録
 を、先週更新したころにしていたわけです、TBSで。
 宮部さんはどうも怪ラヂヲの熱心なリスナーらしく、うれしいような、おそろしいような、困ったような。

安寿姫

 しかし、ボクはその時、風邪っぴき絶好調。
 お聞き苦しいようでしたら、ごめんなさい。
 というか、声はまあ何とでもなるわけですが、どうもその、思うようなツッコミがですね、できないわけです。
 一拍遅れるカンジ。しかも、カツゼツにキレがないわけで。
 うー。はがゆい。
 と、思いつつ、宮部さんパートは終了。
 次なる敵は……。
 強敵・平山夢明!!!!

平山夢明さん

 いや、平山さんまでゲストに来てくださるとは、恐るべし怪ラヂヲ。
 しかし、これが手強いわけです。次々にくりだすハイテンション(しかもギリギリな)攻撃。
 村上健司撃沈。郡司編集長不戦敗。で、僕も玉砕。
 くっそう、万全の体調で迎え撃ちたかったなあ……。
 今回は、われわれの負けですな。いつかリベンジだ!!

 宮部さんのすずやか(でオタクな)トークが聞けるのは、今週と来週の怪ラヂヲだけ。
 で、平山さんのパワフル(でかなり危ない)トークが聞けるのは、もうちょっと先です。

 いや、風邪っぴきではあったのですが……

◆こんな収録
 ラヂヲ収録の前に、大人気『墓場鬼太郎』(フジテレビ)のアフレコもあったわけで。
 いやー、大塚周夫さんですよ。ブラック魔王ですよ。事件記者コルチャックですよ。ナマですよ。
 正月にもお会いした、野沢雅子さん、そして第四期の時もお世話になった田の中勇さん。
 オリジナルメンバーだ!!
 銀河万丈さんもシブイ!!
 そんな中、ワタシはチベットの怪僧役。
 ちゃっと来てちゃっと帰っちゃう役ですから、出番は短いんですが。
 いやー、なんだかスゴイ感じでした。

アフレコ

 と、いいますかこの『墓場鬼太郎』、ノイタミナ枠でも歴代一位の視聴率をゲット。
 まさに大人気であります。DVD第一巻も、まもなく発売。

◆あんな収録
 でもって、こんどは朗読の収録。
 某社の入り口からだいぶ離れた迷路のような奥の奥のスタジオで録りました。
『アンカット特装版魍魎の匣』のおまけDVDですね。
 撮影も編集も自前です。タイヘンです(笑)。

DVD収録

◆そして。
 えー、小畑健さんとお会いしました。
 某企画の件。どんな企画かは、またいずれ。
 いや、もうちょっとちゃんとお話がしたかったですが。

 
■編集者Sのウラ情報

 厨子王新聞連載情報ですが、京都新聞夕刊が2月19日から始まっています。引き続き岐阜新聞夕刊は2月25日からです。
 京都新聞をご覧になった方は気づかれたでしょうか。厨子王の部分だけ、他の紙面と微妙に異なっていることに。厨子王はインデザインというDTPソフトを使って、発表される媒体のフォーマット(体裁)にあわせ執筆しています。今回の連載も新聞の字詰めレイアウトそのままの体裁で書いています。
 ですから厨子王のディスプレイにはものすごい横長の執筆データが表示されているわけです。書籍は普通縦長ですから、非常に新鮮だと申しておりましたが。
 で、インデザインデータというのは前述したようにDTPソフトですから、そのまま印刷データになります(PDFファイルやイラストレータファイルに変換することも有りますが)。今回の連載はインデザインにイラストなども貼りこみデータで提供させていただいています。通常はテキストとイラストを提供し、新聞社側でレイアウトするのですが、インデザインデータ提供によって厨子王は自分の書いたイメージ通りのものが紙面に反映される、新聞社側は作業コストの短縮や削減がみこまれるというメリットがあるのです。
 ですから新聞紙面と書体や文字の大きさなどが微妙に違っているのですが、厨子王のディスプレイそのままが表現されているとご理解ください(S)。

 
■まるひの秘書ヒショバナシ

◆今週の厨子王原稿メール件名
 がんばれ大極宮くん
 只今、変身に向けて奮闘中?

 今年はうるう年なんですね。4年に一度やってくる2月29日。何かが起こるにはイイ日だー。(思わせぶり)

 裏に「男梅」のことを書いたりしたので、コッチでも食べ物ネタなど。
 最近ハマったもの。名古屋の親戚が送ってくれたスガキヤ(カップ)和風とんこつラーメン。このリンク先、ずいぶん下のほうまで行かないとブツの姿が出てきませんけど…(ショップのページですが、アフィナントカではないっす)。
 名古屋に生まれスガキヤで育った私。でもカップめんで食べるのは初めて。はたして"あの味"が再現できるんかいな、と半信半疑でお湯を注いで4分待ってスープをひとくち…
「うおおおお、まさにあのスガキヤ!」
 いやー、郷愁の味でございました。
 親戚から届いた5個はあっというまに食い尽くしてしまい、取り寄せ決定でっす。ネットショップ万歳!
 スガキヤ圏外にお住まいの方には、もしかして「どこが美味いの?」てなピンとこない味かもしれません。どどーんと24個注文したので、またスタッフに配って(押しつけて)感想を聞いてみようと思っています。

 
■ノリノリ編集後記

 イージス艦衝突事故…被害にあった漁船は、勝浦の川津漁協所属でした。川津港といえば、大沢さんと黒鯛を狙いによく行った釣り場です。個人的には外房の数ある磯・堤防の釣り場でもいちばんお気に入りの釣り場でした(なぜ過去形かというと、最近は磯釣りに行っていないからです)。大沢さんの勝浦別荘におじゃましたとき、ひとり早起きして川津港に釣りに行ったこともしばしば。ニュースで勝浦の様子が映るたびに胸が痛みます。いつもは活気ある朝市も、元気がないことでしょう。一方で、報道を見るにつれ…腹がたつばかりです。
(草野球開幕戦、腰痛で欠場。無念…ノリ)

 
■アンケートから (兼 間違いさがしコーナー)

◆祝!開設7周年おめでとうございます。都内でのサイン会にいつも連れて行く娘のなつ美も4月から小学1年生です。大夫のサイン会デビューは2002年9月27日福家書店での「砂の狩人」で赤ちゃんで抱っこしてました。最近では、大夫に抱っこされています。(いつも嫌な顔をせずにありがとうございます。ちなみに、長男の勇貴は、「氷舞」からでした。)

●嬉しいメッセージをありがとうございますーーー!(まるひ)

 

次号の更新は2月29日なんですが…



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