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 第83号へ 第84号 2002.11.29 第85号へ 
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▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王

▼まるひ ▼編集者S ▼ノリノリ ▼アンケートから

■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ


◆大沢オフィスで風邪大流行の兆し。元凶はS氏とのウワサ。

 
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

◆左手親指痛!
年末進行の真っ只中、忙しい合間をぬって『バイオハザード・0(ゼロ)』を
クリアした。
Part1でチラッと出てきたレベッカという女性が主人公。
ただ、今回から採用された"パートナーザッピングシステム"により、ゲームは
ペアで進めていく。協力して危機から脱出するのだ。
プレイしていて大変だったのは、今まであった「セーフティーボックス」がなく
なったこと。手に入れた武器は部屋の中に置くのだが、ひと部屋に置ける
アイテムの数が決っていて、見た目スペースはあるのに置けない。
で、いいかげんに散らかして置いとくと、部屋を出ようとしたときに武器を
拾ってしまう。同じアクションボタンだから、ドアを開けるつもりがアイテムを
拾ってしまうのだ。
「部屋を散らかしてるからよ」と親に注意される子供みたいな気持ちになる。
厄介だ。
おかげで部屋を行ったり来たりが大変。指も痛くなる。
おまけに、ゲームキューブの十字キーは小さいので、プレステに慣れていると
走りにくい。感度が良すぎてクルクル回っちゃったりするし…。
とはいえ、久しぶりに聞く「バイオハザ〜ド」の声は嬉しい。
「ゼロ」も「ジェロ」と聞こえて耳に残る。
イージーモードをクリアしたので次はノーマルモードでタイムアタックだ。
チャレンジできるのはいつになることやら…。

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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

◆シアワセ
有栖川有栖さんに、「英都大学社会学部 助教授(犯罪学) 火村英生」の
お名刺をいただきました。
ファンの皆さんにはご説明する必要などないでしょう。
そう!! あの火村先生のお名刺なのだぞ!! 
ミヤベも「大極宮」のロゴ入り名刺をお返ししました。
つまり火村先生と名刺交換しちゃったのです。すごいでしょ?
 し♪ あ♪ わ♪ せ♪

◆今週のゲーム女のひと言
『ブレス・オブ・ファイアV ドラゴンクォーター』。斬新なシステムで、今はまだ
ちょっと把握しきれていないのですが、しかし面白い! 
ディグを足止めするために捲く餌が、どこからどう見ても昔なつかしい「マンガ
に出てくるご馳走の骨付き肉」であるのが楽しいです。
おいしそう。

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■さまよう厨子王 〜 京極夏彦のコーナー

◆能。
宝生流の能を観てきました。
演目は「夕顔」と「半蔀」。
両方とも亡霊が出てくるお話ですが、特に半蔀の老人は圧巻でした。
よく能は「分かりにくい」と言われますが、そんなことはありません。
夕顔の前半なんか、なんだかとってもリアルでした。情景が浮かびますね。
で、狂言は大蔵流野村家の「柑子」と「見物左衛門」。
「見物左衛門」は珍しい一人狂言。そのうえお相撲ギャグ。
むふふ。どすこいとは言いませんでしたが。

◆東さん。
なんやかやの取材についで、東雅夫さんが襲来。
「ホラージャパネスクを語る」という企画本の対談でした。
前にも書いた覚えがありますが、最初の「幻想文学」の取材の時は緊張
したものです。
今は同じ「怪談之怪」のメンバーでもありますから、お会いする機会も多い
わけですが、でもやっぱり改まるとそれなりに(笑)。
でもたしか先先月も対談したような気が(笑)。記憶が定かでありませんが。
単行本収録前に部分的に雑誌掲載もされるようです。
いずれにしても本が好きな人とお話させていただくのは面白いものです。
ちなみに東さんもどすこいとはいいませんでした。
(当たり前じゃろうが!)

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■まるひの秘書ヒショバナシ

今週は写真がなく、作家たちのコーナーも、皆さん揃いもそろってあっさりして
ます。まったくもってスクロールしがいのない画面。
ので、下でも書かれてますけど、S氏に「こゆときは、スタッフの原稿でバラ
ンス取るんだかんね! いっちょ長いのよろしくっ!」なんて、プレッシャーを
かけたはいいんですが・・・
そういう自分はどうなのよ、と思わずオノレにツッコんでしまう金曜の夜。
覇気がまったくありません。頭ボーっとしてます。馬鹿のくせに風邪ひいた
せいです。あー情けないったら・・・。
いつもなら更新作業が終わった後で、一杯飲りに行くんですけどね。
さすがに今日はその気になれません。
早く帰って布団にもぐり込むことにします。

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■編集者Sのウラ情報

あと二日で師走ですか。先生が走るのですね。三人も走るのでしょうか。
走るんでしょうね。年末進行だから。
そんなわけで山椒大夫、安寿、厨子王の今回の更新原稿は短めなので、
スタッフは長めににとまるひに脅かされています。

さきほど「標的走路」の単行本の著者見本がオフィスに届きました。
今回はこの見本について。
ご存知のとおり書籍、雑誌は版元が取次ぎ(東販とか日販)に納品し書店に
配本されます。版元は取次ぎ納品日のおよそ3日前に、製本された見本を
提出します。その見本で取次ぎはISBNコードや定価等の商品情報を登録
します。その見本にあわせて著者見本も製本されます。
だいたいは著者に献本、取次ぎに見本提出であとは書店に並ぶのを待つ、
となるわけですが、かなりの編集者が経験あると思いますが(ありますよね、
私だけじゃないですよね)、ここにおよんで思いがけないミスが発見されるの
ですね。校正紙を複数の人間が何度もチェックしているはずなのに、あるん
ですよね。
著者名とかタイトルとか、定価とか、なんでこんなもん間違えるというのが。
で、この時点ではすべての印刷は終わっています。
部数の多いものは製本も。
当然刷り直しです。でも搬入日は動かせない。泣くのは印刷所です。
原板の直しから、紙の手配、印刷機の機械取り、印刷、製本、一日から
二日でやらなくてはなりません。
これが結構間に合ったりします。だからといって、やればできるじゃん、
などとは間違ってもいってはいけません。殺されます。
版元としてもしっかりチェックしていれば余計な出費は抑えられたことに
なります。
こういったミスで給料からひかれたという編集者はいるのかしら。(S)

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■ノリノリ編集後記

やっとラグビーを観に行った。全勝対決となった早慶戦。
前売りで全席完売の黄金カードだったけど、内容はガッカリ。
早稲田の勝利は予想できたが、あんなに大差がつくとは…。
もう少し慶応が意地を見せると思ったのに、魂のタックルも不発。
どうも最近のスポーツ観戦はハズレが多い。がっ、翌日…
極真会館(緑派)全日本トーナメントはなかなか見応えがあった。
とくに決勝。期待どおり勝ち進んだ塚本と鈴木。シナリオがあれば塚本の
復活劇だったのだろうが、鈴木の勝ち。見事な三連覇。
以前ココでも書いたが、ますます松井派と緑派(大山派)の全面対決が
観たくなった。舞台はどこでもいいから何とかならないかなぁ。
ちなみに…この日、格闘技好きのほとんどの知り合いは"PRIDE"に行って
しまった。高田の引退試合。こっちも観たかったなぁ。
        (珍獣占いではジャイアントパンダ…ノリ)

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■アンケートから はスタッフのコメントです)

◆もうすこし万遍なく、更新してほしいですね。週刊大極宮は頻繁に
更新されるのに、Q&Aは、6/7更新って・・・。
それはちょっとねぇ。
「特別企画」なんか、5/3が最終更新ですもんねぇ。わははは。(企画のネタがない
ので笑ってごまかしている)
Q&Aはもうしばらくお待ち下さいね。作家たちの回答を録音したテープ(これがまた
脱線しまくりのとんでもない内容)を、ノリノリ君が頭を悩ませながら、テキストに
起こしてくれています。ものすごくタイヘンそうです・・・。私には絶対できません・・・。

ノリちゃんがんばれえええ!(まるひ)

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