2003年11月15日 土曜日
東京練馬区光が丘「IMAホール」で、
大沢在昌・宮部みゆき・京極夏彦 自作朗読会
リーディングカンパニー vol.2
を開催いたしました。
伝説の第1回から一年半…毎年続けていきたいと
言った公約を、ぎりぎり果たせたかっこうです。
公演内容は前回同様2部構成。
第一部は各自による自作朗読。
京極は『嗤う伊右衛門』(「嗤う伊右衛門」所収)、
大沢は『自画像』(「一年分、冷えている」所収)、
宮部はこの公演のために書下ろした短篇『チヨ子』、
をそれぞれ朗読。
休憩をはさんで、第二部は三人共演により
『もっとも危険なパースン』
(大沢在昌著「無病息災エージェント」所収)
今回も各自何役かをかけもちしてのものでした。 |
Part 1(開演前) |
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楽屋で集中力を高める男性陣
影マイクで開演前のアナウンスをする三人 |
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【嗤う伊右衛門】
今回のトップバッターは京極
又市になりきってます
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会場アンケートより |
・どん帳が開いて、京極先生の姿を拝見したとたんに失神しそうになりました。あやうく2時間半、気を失っているうちに終るとこでした。
・京極先生の旧漢字が、耳から入ってくるというような不思議な心地良さがありました。最後の鐘の音が、昔話の「どんとはらい」と同じように、作品世界から現実に引き戻すみたいで、ハッとさせられました。
・京極氏の声と着物姿かっこ良かったです。うちのだんなにも"きもの"をすすめようかしら…。
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【自画像】
大沢は人生2度目のモーニング姿
予想を裏切ってハートフルなお話
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会場アンケートより |
・「自画像」は読んだ事がなかったので、一体いつ銃撃戦が始まるのかと思ってしまいました…。
・大沢さんの声が若い!! もっとおじさん声を想像していたので、ドキドキしました。
・お国言葉での朗読も聴きたいです。
(大沢氏の名古屋弁が聴きたい)
心配された差歯…無事でした
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【チヨ子】
宮部は念願の着ぐるみ姿、満面の笑みで登場
途中、観客の中にはハンカチで目頭を押さえる人も…
みんながメロメロになった瞬間! |
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会場アンケートより |
・ウッヒャーン! 宮部さんの着ぐるみ姿にとぉーっってもビックリしつつも、思わず「カワイイ」の声を出してしまいました。
・宮部さんのお話にあったように、ウチにも20年以上前に買ったぬいぐるみがあることを思い出しました。探そうと思います。ありがとうございました。
・宮部先生のウサギ姿、反則です。可愛すぎでした!
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